カテゴリ:つぶやき
関西では入試と合格発表の連続の毎日ですね。
保護者の方々もさぞお疲れのことと思います。 家庭教師で担当していた生徒さんも、無事、第一志望校から合格をいただけたと連絡がありました。おめでとう!! いやぁ~、縁あってラスト1ヶ月というときから担当したのですが、 最後に受けた五ツ木・駸々堂の模擬テストの結果はかなりの冷や汗ものでしたが・・・ 私の厳しいアドバイスもとても前向きに受け止めてくれ、よく頑張ってくれました。 大きな自信になったらうれしいですね。 勉強ってけっこうおもしろいやん!集中してる私ってかっこいいやん! がんばったら結果ついてくるやん! そんな感覚を得て、中学スタートできるっていいなって思います。 私が元々いた教室の冬期集中を勧めて受講してもらったのですが、 「先生が言ってたとおり、すっごくスピードが速くて、 みんなすごく集中してて、気が抜けなくって、厳しくって・・・ 勉強楽しかった!初めて算数がおもしろいって思った! もっと早くあの塾に行っておけばよかったなぁ~。」 と言ってくれました。 集団授業のよさですね。 周りの空気に背中を押されて、マイペースにやるのとは全然ちがう。 彼女の場合は、家庭教師や個別指導だけでは、最後の学力アップは難しかったと思います。 残念ながら苦い経験をした生徒たちもいますよね。 受験勉強は受験のためでもありますが、その効果が入試当日ではないところにつながる人だっています。 マキとチイがそうでした。 この二人の女の子はもうとんでもなく算数のセンスがなくって苦労しました。 国語や社会は得意なんです。 なのにどうしてかそこに数字が混ざるととたんに意味がわからなくなってしまう。 計算の途中で数字の並びが入れ替わってしまったり、速度と距離を足してしまったり。 成績の科目バランスが悪すぎて、進路変更も余儀なくされてしまいました。 でも、二人ともまじめにとりくんでたんです。 とにかくこつこつと時間かけてがんばってたんです。 志望校決定の模擬テストには間に合わなかったけれど、最後の最後まで逃げ出さずに算数の学習時間を多くとってがんばってた。 それが、入学後につながってきたんです。 理系科目で学年でトップクラスをとったと、うれしそうに教室に報告に来てくれました。 チイが数学学年トップを取ったというときには、当時の算数担当講師はなんの冗談かと最初は信じなかったぐらいです。 二人とも、高校生になっても学年で上位をキープしていると、すごく楽しそうに話をしていたのを見て、勉強の成果がいつどこにつながるかも個人差が大きいんだなぁって思いました。 そして、これは結果論かもしれませんが、二人とも、 あのとき志望校を変えてこの学校に来たから、自分にわかる先生に出会えたんや♪と言っています。 中学生、高校生になり大人びた話ができるようになった生徒と話をしていると、 中学受験ってやっぱり通過点。 がんばったからこそ、出会うべき先生のいる方向へ、出会うべき友人のいる方向へ導かれていると。 「合格と不合格」というのは「○と×」では決してなく、あくまで進路への矢印を示すもの。 不合格はその子の長い人生の中で時間差おいて「○」となってくれるものじゃないかなと思います。 失恋みたいなもので、そこから人として成長できると信じたいです。 →■過去の記事不合格という結果について →■TOP(中学受験サポートの記事一覧は左下「フリーページ」へ)。 ■中学受験合格物語と不合格物語。塾講師から見た受験体験記です。 →『中学受験・塾物語』 今日ものぞいたよーとクリックしてくれるとうれしいです。 ↓ ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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