カテゴリ:本・参考書
10年ぶりぐらいに漫画を買い、何度も読み返しています。
昔はよく漫画も読んでお気に入りの作品は多々あるのですが、私の中の漫画ランキング1位はこれになりました。「ちはやふる」 競技かるたの世界、高校生の部活動への情熱、友人の影響、噛み合わないもどかしさ、周囲の大人との関わり、人としての成長、体験して学べる数々、劣等感との戦い、理想に近づくための地道な努力、極めた人だから見える世界…。 魅力でいっぱいです。主人公が成長するお話はたくさんありますが、この作品はちらっと出てきた脇役の子から師匠クラスの年配の人まで、どの登場人物も全員がそれぞれの成長を見せてくれ、自分も頑張ろうという気持ちにさせてます。 一瞬の音をとらえて、その歌の世界と自分のつながりを自信に変えて、札を取る。 1秒が長く感じる世界、濃い時間を過ごしたいとも思わせてくれます。 アニメが途中まではあるのですが、全話してもらいたいです。 小5の息子も気に入って読んでいます。 小1の息子も雰囲気だけ真似っこして、「国旗かるた」をたった一人の取り手なのにいちいち飛ばします。 競技かるたの聖地、近江神宮にも息子と足を運びました。 紅葉し始めているこの時期、とても美しかったです。 500円で貸してもらえる袴も着てきました。 眼鏡男子の息子は、新になりきっておりました。 また、タイトルと作者とあらすじだけは知っているけど読んではいなかった名作を読むというのが電車移動中の限られた時間ではありますがマイブームです。 あらすじと書評だけで知ったような気になっていたことを反省。 比喩や独特の描写や構成にはっとさせられます。 魅力的な描かれ方に当時のベストセラーとなっているのは当然だなと納得したり、 この時代でこんな価値観を描かれていて、もっと窮屈な時代だと思っていたけど精神的な部分はしがらみやネットがないから現在よりも却って自由だったんじゃないかなとか、いろいろ考えさせられて楽しんでいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016年11月14日 02時11分23秒
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