カテゴリ:中学受験・サポート
長期的に見たとき、現時点では×ばっかりと言うのは、必ずしも悪いことではありません。 本人が力をつけてきたときや、集中力がついてきたときにぐっと○の数が増えて成績の伸びが目に見え、実感できる機会があるとも言えます。 ご両親のフォローもやりすぎは厳禁です。 最初に「手助けしてもらっての○」ばかりでも、本人としては「できた」と思ってしまうからです。 手助けしてもらっての正解は色を変えるとか番号に印をつけておくなど区別をしておきたいですね。 そして、後でまったく同じ問題でもいいので本人だけの力で正解できるかを確認する時間を取ることが、教育効果を上げます。 少人数制の塾の場合には、本人の「✕」と両親の手助けありでの「○」だと、前者の方がありがたいです。 私たちの塾では、宿題の答え合わせも講師が目を通します。 特に算数は、一人ずつテキストチェック・採点を行いますし、模範解答も配りません。 素の状態での課題を見せてもらえた方が、どの問題につまずくのか、苦手意識を持っているのかによって、説明の丁寧さが変わりますし、例題の数も変わります。 「理解」の積み重ねをする際に、本人のペースや理解度にマッチした指導を受けることが可能になるのです。 テキスト×・△ばっかり→テキスト○が増えてきた→小テスト・確認テストで点数が取れるようになってきた→模擬テストでちょっと成績が上がった (入試まで時間がある学年であれば)そういう階段を昇らせてあげた方が やる気が持続することもありますよ。焦りは禁物、急がばまわれ です。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2017年11月09日 20時40分06秒
コメント(0) | コメントを書く
[中学受験・サポート] カテゴリの最新記事
|
|