カテゴリ:授業風景
算数において、抜群のセンスと取り組む問題量でめきめきと力をつけている6年生A君。
課題を精力的にこなし、飛び級でテキストを進めてきました。 算数の問題演習の時間は、複数の算数の講師が質問対応しますが、A君の質問には数分では説明できない難問ばかり。 それもとても楽しそうです。 一方、国語に関しては苦労してきました。 国語と算数でここまで差がつくものかというぐらい。 彼の解答は予想を超えるもので、外国人か宇宙人か・・・ 個別指導も交えて、難問にも粘り強く取り組む日々。 少々時代設定の古いものに苦戦し、80字や100字の記述問題には何度も×がつきました。 それが、△が増え、先日、とうとう模範解答そっくりの解答を自力で書くことができました。 苦手なものから逃げず、前向きに素直に取り組み、自分に変化を起こす。 それで得た自信。 入試本番は10日後ですが、この受験という取り組みの中で、 すでに大きなものを得ていると感じます。 あとは、志望校の合格という証をいただきたいですね。 A君だけじゃありません。 何度全くテストをしても満点取れずにいたB君。 同じ数字で同じ順番のテストなのに、それでもまた同じところで間違うなんてことがしょっちゅうだった。それでも、一回も塾を休まず、質問して質問して、×ばっかりのテキストを一つ一つやり直して青い〇をもらって、何冊ものテキストを埋めてきました。 志望校のプレテストで、得意科目だった国語の点数を抜いて算数で80点が取れていました。 結果が届いて、「やった!」ガッツポーズがでました。 本番もこの調子でね。 Cさんは、受験を目指し始めたのが6年の夏。 6年の夏期集中講座からのスタートでしたが、持ち前の集中力と素直さでぐんぐんと吸収。 先日は、国語の得点で塾内2位という好成績まで取れました。 準備期間が短いため、難関校にはチャレンジするというタイプの受験スタイルではありませんが、入学後にもまだまだ成長するに違いありません。 ここで学んだことや身につけたことは、確実に彼女の力となっています。 前の塾で心が折れてしまって、少人数の塾に通うことになったDくんEくんにも、変化が見られます。 以前は聞き流している感じでしたが、今は食らいつくように真剣に授業を受けています。 宿題忘れも全くなくなりました。講師のアドバイスの使い方がとてもうまくなっています。 無理だと諦めていた記述問題が埋まっています。部分点もらえる△のときと〇のときとあります。 中学進学のスタートで、また新しい友人ができて、心の傷も癒えて、自分を信じて頑張れるぐらいには回復したように見えます。 それぞれに「軸」のようなものができてきたような、そんな成長を感じます。 点数自体には現れてない部分にも、中学受験を通して得るものはたくさんあります。 合否ももちろん大事ですが、プラスになったことをきちんと言葉にして、伝えて、意味ある時間を積み重ねたことを自信につなげてもらいたいです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018年01月03日 20時36分39秒
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