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カテゴリ:国語
小4の授業で、説明文の読解の解説をした後、
物語文の読解のトレーニングの意味も込めて、読み聞かせをしました。 講師の声に集中し、イメージを膨らませて物語を立体的につかむ。 風景や状況、登場人物の関係、主人公の心情の変化とその理由、直接説明されていない行間を汲み取れるかどうか、いろいろ試せます。 自分で文字を読むのではありませんので、聞き逃しても戻ってもらえません。 ぐっと集中し、「言葉」を「世界」に変換する練習ができます。 今回は、子供たちも大好きな『窓ぎわのトットちゃん』の前半のいくつかのエピソードを。 読み聞かせにすると、文字で読み込んで解く時よりもリラックスするのか、生徒たちも表情豊かにリアクションをもって聞きます。 これもいい効果なんです。 そういう聴き方を褒めることで、自分が一人で読解問題を解いていてもどこかで声で再生して、つい口元が緩んだり、眉が動くぐらい、その世界に近づけると読み取れることが増えますから。 今回も、「トットちゃんは、誰もいない校庭を通って教室に向かいました。」という一文から、生徒たちは、「学校にいちばん乗りだった」「楽しみ過ぎて早起きをしたんだね。」「わくわくして速足(はやあし)で来たと思う」と主人公の気持ちを掴んでいました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019年05月18日 20時54分14秒
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