夏休み中は、manaviでの夏期講習で中学受験生の授業をしながら、
複数の私立高校の「夏期集中」をお手伝いしてきました。
大学受験対策の現代文のクラスに、3校授業に行きました。
だいたい4~10コマ授業しまして、最終日には生徒さんにコメントを書いてもらいました。
「初めて、こう読むのか!!とわかった。衝撃。」
「記号問題は運試しだと思っててきとうにしてきた過去の自分を怒りたい。ちゃんと根拠があって、その通りにやったらどんどんと正解していった。」
「今までの自分だったら絶対に諦めるレベルの文章が、やり方習ったそのとおりにやったら、意味が掴めた。ほとんど正解して自分でもびびった」
「ずーっとずーっと先生の授業がいい」
「正直・・・もっと早く知りたかった・・・」
という感じものが多かったです。
いかに、国語は各自の感覚に任されてきたか。
また、学校の授業の「教科書とそれに関する質問に答えるのは先生の話を聴いていたかどうか」で、「読解力」をつけるための授業がなかなかなされていないということがあるということだと思います。
限られた時間で私の伝えられることを全力で伝えてきました。
私の元教え子は、「予備校の現代文講座も受けたけど、先生が小学生に教えてくれた以上の新しいことはなかった。」と言っていましたね。文章が抽象的になったり、長くなったり、語句が難しくはなりますが、「読み方」と「設問の意図」のルールは同じです。
小学生の皆さん、土台の部分を丁寧に理解しましょう。
その理解は、未来の自分もずっと助けてくれます。