カテゴリ:国語
ことわざ・慣用句、少しずつ正しい意味を理解している人が減ってきています。 1. 「石橋を叩いて渡る」( ) A) 非常に用心深く、慎重な考えで行動する様子。 2. 「海老で鯛を釣る」( ) A) 元手が大きいとその分利益も多いこと。手間や準備をしっかりしておけば得るものが大きい。 B) 小さい元手で大きな利益を得ること。少しの労力で得るものが大きかったこと。 3. 「良薬は口に苦し」( ) A) いくら良い薬でも苦くて飲むのはつらいので、薬を必要とする前に健康を保っておくべきだ。 B) 忠告は聞くときにはつらいものであるが、その時はつらくても後々自分の役に立つものだ。 4. 「情けは人のためならず」( ) A) 人に親切にしすぎると、かえってその人のためによくないことがある。 B) 人に親切にすることは、自分の利益にはつながらないものである。 C) 人に親切にしておくと、やがては自分のところにいいことがかえってくる。 5. 「医者の不養生」( ) A) 相手のことを考えて、目上の人に忠告すること。 B) 人に立派なことを言っても、自分の実行が伴っていないこと。 C) 自分のことは後回しにし、どこまでも人のために親切なこと。 6. 「木に縁(よ)りて魚を求む」( ) A) 高いところから状況を判断すること。 B) 手伝う人を広く募集すること。 C) 方法や手段が見当違いであること。 7. 「怪我(けが)の功名(こうみょう)」( ) A) 多少の傷や失敗が、成功をより引き立たせるということ。 B) 大成功した人は、その失敗談すら誇らしく語り継がれるものだということ。 C) 失敗や大きな苦難は、立派な成功よりも広く世間の話題になりやすいこと。 D) 失敗や何気なくしたことが、思いがけずに良い結果をもたらすこと。 8. 「論語読みの論語知らず」( ) A) 書物に書いてあることを知識として理解するだけで、実行にうつせていないこと。 B) 本を見ながらだったら言えるが、見なければ言えない程度のうろ覚え、自信のない記憶のこと。
9. 「船頭多くして船山にのぼる」( ) A) 指図する人間が多いと、見当違いの方向に物事が進んでしまうということ。 B) 全員が自分の持てる力を出し合うと、奇跡のような結果も実現できるということ。 10. 「昔取った杵柄」( ) A)過去に鍛えた腕前は、後々まで使えるということ。 B) 過去の功績をいつまでも自慢していても、役に立たないということ。 [解答] 1.A 2.B 3.B 4.C 5.B 6.C 7.D 8.A 9.A 10.A お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2021年02月14日 18時40分31秒
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