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テーマ:変な夢見ませんか??(842)
カテゴリ:お仕事とお友達
長い間特別親しかった人を夢に見た。
目が覚めて無性に悲しくなって胸が痛くなった。 重い荷物を持って長い道を一人で歩いて帰らなくちゃいけない。 周りには知り合いが大勢いるが、誰も私の帰りの足には触れない。 荷物と家の遠さに気持ちは重い。 私は仕方ないと思っている。 出口に向かう途中にその人がいた。 私はとっさに目を合わせないようにして通り過ぎようとした。 かつて親しかった人にお義理で近づかれるのはやり切れない。 でも通路は狭く、正面を横切る私はすぐに気付かれた。 「一人?大丈夫?駐車場まで送ろうか?」 「車じゃないから駐車場までじゃ意味ないよ」 私の目線は爪先で、私の言葉は棒読みだ。 その人は気の毒そうな顔をして 「気を付けてね」 と言って離れた。 助手席に乗せる人を迎えに来て待っているのだ。 私は重い荷物を持ち直して曇空の下へ出て行った。 目が覚めて六年前のことを思い出した。 私があの人の心の後部座席から閉め出されたのは、あの時だ。 私を助手席に乗せないと彼の気持ちが決まった時だ。 その瞬間の電話を思いだしたらすごく悲しくなった。 間もなく助手席は指定席になり、式にも呼ばれた。 私たちが本当に友達だったら、こんな別れ方はしなかったと思う。 男女の友情は冬季限定チョコみたいなものですね。 "くびれと腹筋物語" 人妻からの返信 自腹列伝 楽天ブロランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年12月21日 16時37分31秒
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