2005/10/06(木)21:48
豆のちから
今日の午後は、コーヒーざんまい。
まくろび庵の店主わこうちゃんが主催する珈琲研究会に参加してきた。
オープンから3週間しかたっていないのに、ずっとそこにあったような店構え。静かな通りにとてもよく似合っている。
まずはわこうちゃんのデモンストレーション。手煎り焙煎器「煎り上手」で珈琲豆をからからから。
豆の色を見ながら、音で煎り加減を判断するのだと、ていねいな説明を聞いて、なあるほどね。
うちわで粗熱をとった豆をステンレスのミルで挽いて、ネルドリップ。ここからがパフォーマンスのサビ、よ~く見て。
細く細くお湯を落とすと、粉の真中が生き物のようにふわぁと盛り上がる。
1回、2回、3回。
わこうちゃん「まだ力はあるけど、これくらいにしておきます」
ちから?
「うん、まだお湯をいれても、この豆は大丈夫なんですけどね」
煎り方で変わる、挽き方で変わる、出し方で変わる。これは豆の力のなせる技?
さて、自分で煎る番。緊張しながらからからから。これは見た目ほどラクじゃない。5分もやってると腕が張ってくる感じがする。
細かい指摘をうけながら、「もうそろそろ、いいでしょう」
トレーにあけて、おっ、なかなかいいんじゃないですか。
ティスティングをしてくれた13うさぎさんいわく、わたしのは女の人が煎ったのが分かる、って。おもしろいね。
わこうちゃんが余裕で煎った豆の珈琲は、それはそれはおいしいさ。
教わりながらおどおど煎ったわたしの豆も、それなりにおいしいんだ。
豆に力があったからね。
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この秋、クボユウコはこんな試みをすることにしました。
料理で覚える英会話