2008/06/27(金)22:25
I miss you
かわいいかわいいズー、今夜亡くなりました。
うちに迷い込んできたのが1991年。
享年17歳以上ということになりますが、老けて見えない不思議な猫でした。
ズーはほかにも不思議なことをたくさんする猫で、中でも得意ワザは命がけで人の気を引くこと。
死にそうになってはケロリと快復し、周囲を驚かせて喜んでましたね。
自分が美人だということを知っていて、関心をもたれないことには我慢がならないのでした。
今回も飼い主をおどおどさせたら、ふわぁーっとあくびをして治るんじゃないかと期待したのですが。
3日前からほとんど動かなくなっていました。
その間いろいろあった(やった)のですが、省きます。
最期は私の前に横たわり眠るように逝きました。
あまり静かだったので夜8時半前後としか言えません。
眠るようだっのは本当に最期で、その直前、それまでぐったり寝ていた姿勢から、突然ライオンのように唸り出し立ち上がったのです。
頭をなでていた私はそりゃびっくりしました。
そんなわたしを気にもとめず、これ以上ないくらいの勢いで液体を吐き出したのです。
こんなもの腹に入れたまま死ねるか、ってな感じが伝わってきましたね。
それからはもう虫の息です。
だんだん弱々しくなって。
ありがとうね、ズー。
まったくお前は最期まで賢い猫だった。
ああ 悲しい。
昔、悲しいという言葉を使わずに悲しみを表現するのがいい文章です、と教わりました。
そんなこと言われてもなあ。
ズー