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口美庵 kuchimi-an ~シドニーゲイの日々

vol, 24 「Believe」

 これは歌舞伎町のオカマちゃんではない、シドニーのドラァグショーでもない。一応れっきとした女性である。彼女の名はCher。Cherと書いてシェール、日本の皆さんにはなじみが少ないかと思われるが、世界的大御所歌手である。分かりやすく言うと、アメリカ版ユーミンであろうか。豪華なステージとパフォーマンスで観客を魅了するアーティストである。なんだか知らないが私も今晩見に行くことになっている。

 女優としても活躍する彼女(『月の輝く夜に』など)は、今年満60歳!さすがに体力の限界を感じたのか、今回のこの「Farewell Tour(さよならツアー?)」を最後にもう表舞台には出てこないんだそうな。ってこのツアーも2003年から始まり、世界各国を廻って既に3年目を迎えているわけだが、今年でようやく終焉を迎える(たぶん)。

 友達カップルが連れて行ってくれるというので、即OKしたものの、彼女のことはあまり知らず、曲もここ数年のヒット曲しか知らず、まあいじりまくった顔がどんなものか見れるだけでも楽しいだろうぐらいの勢いでいた私であるが、彼女の経歴をちょっと調べると、そうも言ってられなくなった。移り変わりやすいアメリカのショービジネスで40数年も君臨し続け、数々のヒット曲を飛ばし、女優としても活躍し、それがどれほど難しいことかと考えると、やっぱすげえわ、と思うしかない。

 しーかーもー、友達カップルがゲットしてくれたチケットは、なんと一枚495ドル(約40000円!) ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ プラチナムチケットと呼ばれるそのチケットには特別VIP待遇が含まれており、ステージ前のスペシャルドリンクやら何やら至れり尽せりらしい(まだよく分かってない)。ステージからほんの数メートル先に座り、そんな化け物、いやいや、大スターを見れると思うとちょっと今から興奮気味である。失禁してしまうかもしれない。ありがたや、ありがたや。

 私はゴージャスな女性が好きである。なんとか姉妹っていうのが自分たちのことをゴージャスゴージャスと阿呆のように言っていたが(まだいるのか?)、あれは明らかに勘違いゴージャスである。私は認めない。ゴージャスであるには、内から湧き出てくる才能が無くてはならない、凡人には無いオーラが無くてはならない。あいつらは胸とケツしか湧き出ていない。確かにシェールの顔は怖い。ついでにユーミンの顔も怖い。しかし、彼女たちは間違いなくゴージャスである、と私は思う。

 小学5年生からユーミンを聞き始めた私は、自他ともに認めるユーミン狂である。今年もツアーを見るために日本へ帰ろうとさえした。悲しいかな都合がつかずそれは無理となった今、その代わりといっちゃなんであるが、今晩はシェールを堪能したいと思う。ゴージャスな彼女のゴージャスなステージを、有終の美を、目の当たりにしてくる。ああん、楽しみ~。


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