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口美庵 kuchimi-an ~シドニーゲイの日々

口美庵 kuchimi-an ~シドニーゲイの日々

vol, 32 「幼なじみ」

私は記憶力がいい方ではない。大事な話や、大切な用事はことごとく忘れてしまう。この歳にしてすでに痴呆が始まっているかのようである。でも友人の中には私よりもっともっとひどい人がたくさんいるので安心している(名前は伏せておく)。

が、昔の芸能人の話やら、ゴシップネタ、雑学など、およそ日常生活に必要のないことなどは、自分でも驚くほど覚えていたりする。そこに友人の誕生日、という項目も入る。十数年会ってない友人の誕生日まで覚えていたときには、我ながら寒気がした。ある意味、きもい。

こないだも友人の誕生日で、ちょうどいい具合にここMixiで発見し、胸を張って、長いバースデーメールを送った。『それにしてもあなたの誕生日は忘れられないわ』とまで書いた。それなのに、数時間後に送られてきた返事には『誕生日が違います』とあった。( ̄□ ̄;)ナント!! あんなに自信たっぷりにメールしたのに…。どうやら、痴呆症は悪化しているようである。


さて、このメールの相手、ケコは私の人生において一番付き合いの長い友人である。あと数年もすれば、知り合って30年目を迎える。 ( ;゚Д゚)ナッゲー、シカモトシバレルシ 彼女以上に古い知り合いは思い浮かばない。幼稚園で知り合った彼女とは毎日手をつないで帰った、意味もなくよく遊んだ。

多くのゲイの子がそうであったように、幼い頃私の周りには女の子しかいなかった。『うちの子はよくモテル』と、親たちはすっとんきょうなことをよく言っていた。そして、多くの女友達がそうであるように、彼女は私を異性とは見ておらず、同姓の友達、あるいはそれ以外の何かヘンなものとして、仲良くしてくれた。まさか、30年近くも付き合うことになろうとは、想像もつかなかったけれど、今もこうして交流が続いている。 (*´∀`)スゴイデショ?? こうなったら最後までとことんお付き合い頂こうと思う。

そして彼女のホントの誕生日は明日16日であるのだが、それはまた別の大事な友達(名前を言ってもいいのかどうか不明なので、伏せておく)の誕生日でもある。同じ日に、大切な友達二人のバースデーがあるってのはめでたいことである。明日は二人の誕生日を遥か遠い空の下から祝うことにしたい。そして、もうそろそろ彼らが、私に『彼氏が出来た報告』をしてくれることを願う。ホントに。

Happy bithday to you both tomorrow !
Have a great day tomorrow !
Kiss xxx チュッ( ´з`)ノ⌒☆

口美


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