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テーマ:ゲイ&レズビアン(92)
カテゴリ:日記
元元彼に勧められてばーちゃんにグルコサミンを送り続けている。
もう一年ぐらいになるだろうか。無論日本でも手に入る代物であるが 自分では買いそうにないので、少しでも祖母孝行しようと送り続ける。 80をとうに越した老体にグルコサミンは効果覿面だったようで 歩くのが楽になったと喜びの声を聞かせてくれる。近所の人にも ( ゚◇゚) 『最近スタスタ歩いてるわね~』と驚かれるそうな。うふ♪ 老人が家庭にいらっしゃる方、グルコサミンがオススメです! グルコサミンとは ◇ これは異邦人。本題とまったく関係ありませんが。 で、前回送ったグルコサミンがもうすぐ切れる頃なので 新しいボトルを購入して送ることにした。祖母孝行な孫です。 そしてある日、郵便局の窓口の長い列に並んでいるときのこと。 20人ほどの列の最後尾に立ち順番を待っていると どこからかかすかに異臭が漂ってきた。 私は目の前に立つ、体格のいい女性を見つめた。 なるほど、今日の暑さなら汗の匂いがきつそうな女性である。 仕方ないか、と我慢しようとしたが、匂いはきつくなる一方。 あれ。 (゚-゚?) なに、この人生理~?とかマジ思ってしまったが、違う。 だいたいオリモノの匂いなんて知らないし、知りたくないし。 ちょっと彼女に近づいて、鼻の穴を大きくして深呼吸してみた。 そしたら彼女の肩からは爽やかな香水の香りがするのである。 あれれ。 (゚-゚?)(。_。?) でも、その香水に混じって、異臭が私の鼻腔を襲う。うぐっ。 でも、その異臭は彼女からではないようだ。ならば後ろか? と、振り返ると、先ほどまで誰もいなかった私のすぐ後ろに パーフェクトなまでのいでたちのホームレスさんが立っていた。 ヒイィィィ!!!!(゚ロ゚ノ)ノ 真後ろに並ばれたのにも関わらず何の気配も感じなかったので けっこう驚いた。思わず声を上げそうになった。 頭が禿げ上がり、ヒゲは伸ばし放題、すすけた感じの黒い服は 上着のようなコートのような、黒いシーツをかぶってるようにも見える。 明らかに生気がない顔は、表情を失い、汚れで黒ずんでいる。 そして、異臭。真後ろの彼だと知ると、余計に臭く感じてしまう。 (想像してみましょう) 生ごみの腐った匂いと、口臭便所のアンモニアの匂いに、 賞味期限の過ぎた牛乳と納豆を混ぜ合わせたような強烈さ。 私は息を止めようと思ったけれど、まだ前には十数人の列。 そんなことしてたら窒息してしまう。かといって鼻はもちろん 口からでさえもこの匂いは空気は吸いたくないのである。 そして並びなおす時間の余裕も無い、悲しきOLの運命。 私は極力前の女性に近づき、女性の香水を匂う努力をした。 そしたらなんと、私の少しの移動に反応して、彼も少し動き、 私の真後ろにピタリと着いてしまった。幅15cmぐらい。 キャ━━━━(゚∀゚)━━━━!! 彼は私の後ろでヒューヒューと荒い息遣いをしており 二言、三言、独り言をしゃべっている。やばい、この人やばい。 当然異臭も近づき、私の鼻腔に猛烈パンチを繰り出す。 ふと見ると彼の後ろの人は1.5mぐらいの距離を置いている。 別の客が自動ドアを開け、外の空気が流れ込んだすきに 私は思い切り息を吸う。けれど爽やかな秋の気配の空気に 凄まじい異臭が混ざり合う。 (TдT) あ~~~ん 罰ゲームだわ、これは。何の罰ゲーム?しらねえよぅ。 ◇ かれこれ15分が過ぎ、私の我慢も限界に近づいた頃、 やっと私の順番が回ってきて、窓口4番に呼ばれた。 ゎ━ヽ(*´∀`)ノ━ぃ と、同時に後ろの彼が真横の窓口3番に呼ばれた ・・・・・・ヽ(*´∀`)ノ・・・・・・ カウンター越しでも彼のその異臭はパワーを弱めない。 彼を呼んだ職員は目をむいて、あからさまに嫌悪の表情を見せた。 ( ̄□ ̄;) 『オー・マイ・ガッ!!!』 と遠慮せずに口に出してるのにはびっくりしました。 イイノカッ? (゚ロ゚ノ)ノ 片手で鼻をつまんで、彼の言うことを聞いている。 ソレハアリナノカ? (゚ロ゚ノ)ノ 見ると私の方の職員も鼻をつまんでいる。 ナンテアカラサマナ! (゚ロ゚ノ)ノ どうも彼は切手を買いたいらしく、2ドルコインを職員に渡した。職員は それを手で受け取ろうとはせず、カウンターの上に置くよう指示する。 切手も直に渡そうとはせず、カウンターの上に置き勝手に取れ、と。 いくら臭いホームレスが相手でも客は客、その対応は・・・ なんて思ってると、とどめの一撃。 ヽ(`Д´)ノ 『Get out !!! (出てって!)』 すげー。ありがとうの一言もなく、客に出てけと言う、素晴らしい接客。 そんなことをしていいのだろうかと思う暇もなく、職員は奥に引っ込み、 急ぎ足で戻ってきた。そしてカウンター中に届くように放つ。 消臭スプレー! (゚∀゚) わーい、パーフェクト。彼女の機敏な動きに私は見とれた。 まだそのホームレスが局内にいるのに、まるで気にしない。すごいわ。 確かに彼らは郵便局を守らなくてはいけない(?)。 彼女のとった行動は正しかったのかもしれない(たぶん)。 ちょっと複雑な気持ちで帰りました。 (・ω・) ところで彼は切手を何に使ったのかしら・・・。 飯食えよ・・・、って感じだけど・・・。 お手数ですがワンクリックお願いいたします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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