トライアルとは
トライアルレースの本来の目的はコースの感触を確かめたりすることも1つのポイントで本番を睨んだ駆け引きが行われているとも考えてよい。フィリーズレビューで出遅れから一気に追い込んだローズバド。あの脚はフローラSで試されていた。桜花賞を発熱で断念せざるを得なかったローズバド。発熱明けはやはり減点材料となるのが普通だ。しかし、前回と同じ横山であるし、前回のレースで何かをつかんだのは見えた。前回は東京コースで最も差しにくいCコース。そして発熱明け。出遅れ。私にはこの出遅れはわざとゆっくり出たと見えた。そして直線でもCコースなのはわかってるんだからあんなに後方から行かなくてもよいではないか。これは絶対何かある。それは本番を睨んでのことではないだろうか。フィリーズレビューを買った時点で、賞金的には足りるのだからフローラSで無理はしなくてよい。東京コースを試走する感じでよかったのだ。そういった場合、先着されようが何しようが関係ない。結果レディパステルには及ばなかったが2着と十分走った。このレースに関しては1ケ月前からのそういった陣営の駆け引きが見えた一線といえよう。