11/24 ロンシャンの成績
芝(ターフ)のほうはまたもデットーリ。パドックでは手先のやわらかさを見せていた馬。2000m1分57秒台の時計を持っている馬が日本の軽い馬場に合わないわけがない。加えて今回はいつもの東京よりも”重い”中山だった点にも注目すべきだ。サラファンも結局早いタイム2000m1分58秒台の時計の持ち主なので驚けない。毎年だが、重たいロンシャン競馬場の成績など度外視すべきである。 それよりもむしろ早いタイムがあるかどうか先に確認すべきだ。パドックでの日本勢はシンボリクリスエスが一番良かった。シンボリクリスエスの馬体の張りは100点くらいあったと思う。確かに、気持ちの乗りすぎていた面は前回よりあったが。後方からの競馬になった点にも運がなかった。ジャングルポケットは最後方から直線のみの競馬。勝つ競馬をしていないので次走へつなげるものはあった。休み明けはやはり応えたか。パドックでは90~95点くらいでなかったかと思う。あの差は休み明けの差。 ナリタトップロードはどうしたのかという話だが、パドックではちょっとちじんだようなイメージがあった。前回のほうが馬に活気があったと思う。85点くらいではなかっただろうか。前回のシンボリクリスエスとの差から考えても出来落ちかもしれない。あと、年齢のいった馬が秋のレースで急に走れなくなるということもある。これはやはり衰えによるものと自分では考えているのだが。