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カテゴリ:Python
Python を使ってディレクトリやファイルをたどりながら何かするのは面倒。たとえば、このディレクトリの下のファイル名が「~」で終わっているファイルを削除したいとかいうのを書こうとすると、unix だったら find コマンドを使って、
find . -name \*~ -print -exec rm {} \; とかあるわけで、そんな風にもっと簡単にできないかなぁと思う人も多いだろう。で、path モジュールを使えば、この手のものも簡単に書けるようになる。端的に言うと path モジュールは os.path をラップして使いやすくしたものなので、なければないでゴリゴリと書けばよいわけだけど、あったらあったでソースがシンプルになるので便利でしょうというもの。ちなみにライセンスはパブリックドメインなので自由な使い方ができる。 easy_install には対応していないので、path-2.2.zipをダウンロードして、解凍後、「python setup.py install」 でインストール。
さて、その威力といえば、例えば、htdocs 配下にある ~ でファイル名が終わっているバックアップファイルをすべて削除するなんていうのは、下のように書けるようになる。
とまあ、このぐらいだと、そんなものとか思われるかもしれないが、このとき、f.mtime とか f.ctime、f.atime とかいう具合にファイルの更新時や作成時、アクセス時を参照することもできるし、f.size でファイルサイズ、f.f.owner で所有者も参照できる。さらに便利なことに、f.text() でファイルの中身を取り出せたりとかもする。 E:\WORK の下にある s*py にマッチするファイルの内、3000バイト以上で1時間以内に作成したものがあれば、ファイル名と所有者を表示し、ついでに、一行目も表示するなんていうのも、下のように数行で書けてしまう。ちょこっとファイル整理用にスクリプトを書くときなど、特に重宝すると思う。
と、まあ、えろえろできるので便利よ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.11.24 01:15:53
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