傀儡師の館.Python

2008/02/14(木)06:44

「駄目な言語はPHP」が流行っている

ことばの処理(268)

Google で "PHPは駄目な言語なのか?" を検索してみると、"PHPは駄目な言語なのか?" の検索結果 約 28,300 件 とけっこうな数になっている。 "駄目な言語" の検索結果 約 41,600 件 "駄目な言語" -PHP の検索結果 約 4,360 件 "駄目な言語" +PHP の検索結果 約 36,700 件 つまり、「PHPは駄目な言語」という言説が非常に流行っている。PHP は駄目言語に反論することを書こうとして、PHPは駄目な言語と言われるが云々と書けば、PHPは駄目な言語というページをさらに増やしてしまう皮肉な結果になる。 「PHPは駄目な言語なのか?」の震源地は下のもの。ほぼ震源地は 3ページに集約されるだろう。 Slashdot: PHPは駄目な言語なのか? Matzにっき: Attacking PHP 404 Blog Not Found:「PHPなめんな」と「(Perl|Python|Ruby)をなめんな」の違い 以下は話がかなり脱線。 Google で「北畑隆生」を検索すると、論談:ノーパンしゃぶしゃぶ「楼蘭」顧客名簿がトップに出てくる。これは 北畑隆生 みたいな酷いリンクを張る人がたくさんいるということなのだろう。身から出た錆なのだが、北畑隆生は結局、Google 上は、ノーパンしゃぶしゃぶの顧客名簿なるものに名前が記載されている、デイトレバカ発言の事務次官ということで名前が残ることになってしまう。ちなみに、日本株売りが激しくなり始めたのは スティールを「乱用的買収者」とした高裁判断、海外勢に影響も (2007年 07月 10日) あたりからだと思う。ここにサブプライムローン問題の顕在化と自民党の参議院選挙惨敗が重なった。6割の売買を外国人に占められた状態で外国人の売りを誘えば株価が下がるのは当たり前な気がする。 しかし、北畑隆生事務次官は、それを狙って日本人が株を買いやすくするチャンスを作ってくれたのであった。株価が下がったところで日本人が現物株を押さえてしまえば、そこから先は安泰だと。そして自社株買いについても事前に指導がされていた。さすが高級官僚は考えることが大胆だ(笑)可哀想だから 日本株式会社の救世主 というリンクも張っておいてあげよう。Wikipedia にページができているのね。 話が変な方にいってしまったが、リンクテキストで知識が蓄えられるということは、反論しているつもりで、元の言説を強化することにも成り得るという皮肉を引き起こすことがあるということが書きたかった。 ネガティブキャンペーンや情報攪乱を組織的に行われた場合、それにいかに対抗するか。Google 様に依頼して特定のページを Google 八分にしてもらうとかしても(可能な場合)、あちこちからリンクが張られていれば無力。では Google は Google 八分にしているページにリンクを張っているページまでも Google 八分にするべきか。否というのが普通の感覚だろう。さて、ここで Google 八分にされるようなページにリンクを張っているページをたくさん持っているユーザとはどんなユーザかを考えてみる。これらを抽出してクラスタリングしていくと、反社会勢力のクラスタができたりしてw 評判検索なんかも次世代のものを考えると、そうしてクラスタリングされレッテルを貼られた集団ごとの評判を抽出するなんていうところまでいくとおもしろいな。時代は 大人のサイトにとっても詳しい東京大学大学院講師たち まで来ているから、技術的には可能なところに来ているかな。 「PHPは駄目な言語か」にしても PHP の重要サイトにリンクがたくさん張られているような人のページに書かれていることと、そうしたリンクがなく、他の言語の重要なサイトにリンクがあるサイトでは簡単に色分けができる。色分けを上で、そこに含まれている文章を解析して云々なんていう方向もあるのかなと。 ファンの解析と嗜好の分析みたいな。そうすると例えば ××使いは××が多いとか出てきたりして。語彙が少ないとか、表現が貧しいとか、コピペが多いとか。

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