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kugutsushi

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2009年10月21日
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カテゴリ:Python
Python をインストールしたあとに、必要な環境をあれこれとそろえていくのは意外に面倒。あれをインストールして、これをインストールして...と。setuptools/easy_install 等でだいぶ楽になったとはいえ、新しい環境を作ったときにまとめて落ちなくインストールするのも手間がかかるし、Windows の場合、Cコンパイラとかもインストールしておきたいとかなると、また面倒。Qt とかも使えるようにしようと思ったら、大変大変。

ということで、以前 Windows 環境では Enthought Python を使っていた(といってもたいしたことはしていない)のだが(Enthought Python が新しくなった (2008/05/04)など参照)、基本的に有料な世界なので、これに代わるものはないかと思っていたら実はあった。


pythonxy.PNG


pythonxyがそれ。エディションはいくつかあって、基本的なところから Qt や Eclipse まで含んだものまである。spyderという MATLAB-like な機能をそなえた環境もある。 "NumPy (linear algebra), SciPy (signal and image processing), matplotlib (interactive 2D/3D plotting) and MayaVi’s mlab (interactive 3D visualization) support." のあたりが地味な統合環境で使いやすくなっている。

Enthought Edithon に含まれるものpythonxy に含まれるもの 比べると、カバー範囲で欠けているところがあるものの、まあ、これだけ最初にインストールしてあればいいやというところ。追加のライブラリもある。 でも pydot とか、不足しているものは自分でインストールしなきゃならない。Graphviz が入ってないのか。

やっぱり、Enthought の方が有償だけあって対応プラットフォームも、Windows だけでなく、MacOS X や RedHat, Solaris, Ubuntu, SuSE と幅広い。pythonxy の方は現状、Windows と Ubuntu だけ。これはボランティアベースと商用でやっているところとの差。これはいたしかたない。よくみたら、pythonxy は Enthought Tool Suite (MayaVi2, Traits, Chaco, etc) を借用しているw RedHat と CentOS ぐらいまでの関係になるとよいのだが、そこまで利用者が多くないから無理かな。

また、pythonxy の Ubuntu は、hardy(Ubuntu 8.04 lTS) と intrepid (Ubuntu 8.10) のみなので、 Jaunty (Ubuntu 9.04) にアップグレードしてしまった人はちょっとがっかりか。Windows 上で Ubuntu が使える andLinux の最新版が Jaunty になっているので、Windows 上では Windows 版を使うことにした。ちなみに、andLinux は Ubuntu の環境を Windows 上にも持っておきたいなら便利。coLinux ベースで Ubuntu がそのまま使える。【仮想化を楽しむ】andLinuxの実力拝見! 第1回:andLinuxとは?など参照。

pythonxy Download のページから、思い切って Full Edition をダウンロード。Eclipse とか入っているから 440MB もある。SWIG や MinGW が入っているのを選ぶと必然的に Full になっちゃうので、まあ仕方ない。

せっかく Full でダウンロードしたので、インストールも勢いで Full でインストールすることにした。Full でインストールすると、1.1GB にもなるのか。まあ、いいや。minimal からインストールするものをちゃんと選べばもっと少ない領域で済むものの、面倒だからまとめてインストールなのだ。

インストールしたら、Getting started with Python(x,y) を確認。とりあえず、メニューから IDLE を起動。問題なく起動。例にあるものを実行してみると、こんな感じ。ちなみに pylab のラベルに日本語は使えない。Python(x,y) のドキュメントのディレクトリに (Libraries\matplotlib\examples) サンプルがあるので動かしてみる。ipython は、メニューの Enhanced console 等から各種 ipython を使うと日本語の扱いに難ありなので、Windows のコマンドプロンプトから ipython で通常は起動した方がよさげ。けど、日本語が扱えるように手を入れると便利になるかも。できるか知らんけど。いろいろなドキュメントが pythonx\doc の下にまとまっているのは、よいかもしれない。何気に Dive into Python とかも置かれている。

pythonxy02.png

Eclipse は、あれこれ最初に読み込むので起動が遅いが、Pydev がすでにインストールされて、Wicked shell も使えるようになっていたり、Qt Eclipse も統合されて、PyQt GUI がすぐに作れる状態になっている。CDT (C/C++ Development Toolkit) も使える状態。これをもし自分で一から全部で揃えるとけっこう手間がかかると思う。でも、Qt なんかも、Qt クロスプラットフォームのユーザーインターフェース開発フレームワーク みたいなページもできていて環境を整えるのが楽になったのか。

なんていうのはよいとして、NumPy や SciPy、matplot 等を使うときには、 Spyder がよさげ。plot の描画部分も統合されている(独立したウィンドウにもなる)。パラメータをいじりつつ、描画してみるなんてことをやるときには、PyDev よりよいんじゃなかろうか。

spyder.PNG

基本的な環境を整えるのに手間がかからないというのは、実にありがたいことだと思う。そういう意味では、仮想環境なんかも JumpBox とか、rPathrBuilderみたいのが楽だったりするなと思う今日この頃。一定の料金を払えば、さまざまなソフトがあらかじめインストールされてすぐに使えるようになった仮想環境をダウンロードできるサービス。日本でも日本語環境をちゃんと整えてすぐに使えるようになっているサービスがあれば嬉しいかもね。rPath が Linux アプライアンスの構築/管理製品を発表 (2007年2月14日)Citrix社がOVFツールの技術プレビューをリリースし、rPath社と提携(20081014-9)



なかのひと







最終更新日  2009年10月22日 05時53分56秒
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