2016/03/06(日)15:34
Alpine Linux のパッケージ管理について
Alpine Linux を Raspberry Pi にインストールしてみた のだけれど、現状では Raspberry Pi で Alpine Linux を実用的に使うには、それなりの知識がないと難しい印象。とはいえ、魅力は感じるので、Alpine Linux の学習は続けていこうかなと思っている今日この頃。自分でパッケージを作ってインストールできるようなレベルでないと、先々、躓くことが多そうなので、Alpine Linux のパッケージについて見ておく。
まずは、Alpine Linux のドキュメントを少し読んでみる。他のディストロとの比較を読む。
パッケージ管理は、Debian のようにバイナリパッケージを配布するようなタイプと、Gentoo や FreeBSD のようにソースパッケージを配布するようなタイプがある。Alpine は、Gentoo の portage を使ってコンパイルしたバイナリを独自の apk-toolで管理するもので、FreeBSD のバイナリパッケージのような感じらしい。
パッケージデータベースのアップデートは、"apk update"。(Gentoo なら emerge --sync、Debian なら aptitude update 相当)。ドキュメントには、gentoo と aptitude を対比させながら書かれているが、ここでは省略(オリジナルのドキュメントを見た方が、どちらか分かっているなら理解しやすい)。
アップデートの状況を表示するのは、
apk version -v
インストール済みでアップデートできるパッケージのみを表示したいときは、
apk version -v -l '