Solaris Express Community Edition Build 91 と MilaX 等
Blade 1000 に Solaris Express Community Edition Build 91 をインストールし直した。OpenSolaris 2008.05 は SPARC 版がないから。以前のデータ用の ZFS の領域は、そのまま残してインポートしなおして upgrade したが問題なかったし、iSCSI の領域も大丈夫だった。Sun StorEdge D2 を買った も無事動いている。ディスクが1個動いていないと思ったけど、単に一つ pool に足すの忘れただけだったので、めでたしめでたしと思ったら、付け足したあと速度が遅くなってしまった。ちょっと実験してみる必要がありそう。んー、いやそういうことでなくて、Solaris 10 8/07 の方が HDD のアクセスが速いんじゃなかろうか。というか SXCE のディスクアクセスってもしかして遅いのかなぁ?ディスク 1台でやっても遅くなっている。最適化はやっぱり製品版の方がきっちりしているからその差かな。OpenSolaris の方はデバグ用のコードとかたくさん入っているとかあるのかな。Solaris 10 5/08 も試してみるか。ちなみに OpenSolaris 2008.05 を使っている場合、Update OpenSolaris 2008.05 to Build 91 in five steps (詳細は、Repository update: snv91)で、リポジトリが snv91 に上がっているので最新にできる。OpenSolarisのアップデート。MilaX という最小限の環境の Live CD もできあるのね。MilaX 0.3.1 LiveCD が 126.7 MB とコンパクト。Beaver, Gtk-Terminal, Vim, Netsurf, Sylpheed, Midnight Commander, emelFM, XMMS, Xpdf, VNC viewer, Rdesktop, Nmap, gFTP, gPicview, Conky, XChat, Xpad などが含まれている。USB メモリからでも起動できて、メインメモリも 256MB あれば動くらしい。GUI なしだと 128MB。これを VM で動かせば、軽い実験環境ができるな。見た目はこんな感じで でウィンドウマネージャは IceWM。パッケージは、How to use IPS pkg のように Indiana と同じ、IPS が使える。login ユーザは、alex、パスワードも alex。su - で root になるときはパスワード root。OpenSolaris and Linux on One USB Stick for Dual Usage のあたりも参照。普段、Linux を使っている人も、これを仮想マシンで動かせば OpenSolaris 環境を比較的低い負荷で動かしておけるかも。日本語環境がなくても気にしないような用途なら。OpenSolaris2008.05 LiveUSB Ver.2 イメージファイル公開 している日本の方がいらっしゃる。Firefox3、OpenOffice、DVDプレーヤー、NetBeans が入って、これ一つでDVD鑑賞(但しUSBメモリーにインストールした時のみ)、ワープロ、表計算、プレゼンテーションの作成、Javaアプリケーションの開発を行えます。らしい。ただし、MilaX のコンパクトさとは違って 1.5GB ぐらいなそうだけど。Solaris Express Community Edition に上記のものなど足しているから、当然、大きくなるということだな。OpenSolaris も、バリエーションが徐々に増えつつある印象。FUSE経由でZFSを使う とか記事があった。ZFS_on_FUSE で Linux でもZFS が使えるようだが、そっち方面はとりあえず見ない。