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新はいじまのわがままブログ~嗚呼、素晴らしき鉄ヲタ人生~

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2018.07.25
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…あんまりにも暑いので、昨日の仕事後「あのひと」に「仕事休みの日はどうやって過ごしたら涼しいだろう?」と話を振ってみたら、「近所にイオンモールがあるんだから、そこで涼んでいれば…」と言われた。その時は「イオンモールなんかに行ったら金が掛かるからなぁ」と返してしまったけど、これを持ち帰って検討した結果「イオンモールで映画でも観れば半日は潰れる」という判断で映画を見に行くことにしました。

 そうやって今回観ようと決めた映画は細田守監督のアニメ映画「未来のミライ」…何でこれかって、鉄ヲタが観るとけっこう楽しい映画だって前評判を聞いたからです。特に劇中に出てくる「幻の新幹線」のデザインが、車両メーカー(川崎重工)の監修が入っているという話を聞いて興味を持っていた映画でした。

 で、実際に観てみて…面白かったですよ。もう主人公の4歳男児である「くんちゃん」が子供の頃の自分を見ているみたいで…妹が産まれて始めて対面するとき、「赤ちゃんはE233系とあずさのどっちが好きかな?」と呟くシーンは大好き。映画のポスターなどで見た「くんちゃん」の服装、201系がプリントされたパーカーは「俺も欲しい!」と思ってしまいましたね。

 物語は横浜市の住宅街を舞台に、妹の「未来」が産まれたことで親からの愛情を感じなくなった「くんちゃん」という4歳の男の子を中心に、「生命のつながり」について紡いでいます。妹ばかりを可愛がるように見える両親を見て嫉妬心に燃える「くんちゃん」が自宅中庭の樫の木の前に立つと、未来から来た中学生の少女の姿をした妹「ミライ」、人間の姿になった家の飼い犬の「ゆっこ」、少女時代の母親、若き日の曾祖父などが現れて、それぞれに「くんちゃん」の進むべき道を示してゆきます。そしてある日、同じように庭の樫の木の前に立つと目の前に小さな駅が現れ、そこにいる高校生くらいの若い男…その男と言い争ううちに「くんちゃん」は入ってきた電車に乗り込んでしまい、窓から様々な電車を眺めて興奮しているうちに見知らぬ大ターミナル駅に迷い込んでしまいます…って、ここからはネタバレ防止のため、物語に興味を持った方は映画館に足を運んで頂きたいですね。

 細田監督の作品は「おおかみこどもの雨と雪」を見た事がありますが、劇中に出てくる風景が何とも美しいんですよね。今回はその辺りどうかなと期待しましたが、実は主人公が4歳児で「家の中が世界の全て」という幼児の世界観を大事にしたつくりになっているので、風景を愉しむシーンが少なかったのは少し残念です。それでも「くんちゃん」が若い日の曾祖父と出会うシーンで描かれた、横浜や横須賀の昔の風景は目を見張るものがありました。横浜市電なんか単車の500形がリアルに描かれているし、画面を横切っていった京急の旧400形らしい電車も一目でそれと分かるように描いてあったのは感動ものです。エンドロール見たら協力に「横浜市電保存館」や「京浜急行電鉄」が入っていて、なるほどなぁと思いました。
 ストーリーも「妹が出来て両親の愛情を感じなくなった4歳児」がどのように物語を拡げて行くのかと思ったら、様々な「出会い」を通じて成長するだけでなく、物語を「家族の物語」へと上手く落とし込み、冒頭に言ったように「生命のつながり」というテーマに上手くつないで行きます。この展開が非現実的ながらも無理がなく、「くんちゃん」とともに冒険ができる内容であって、約2時間の映画のストーリーとしては飽きも来なく短すぎるとも感じない秀逸な映画だと思いました。

 キャラクターとしては…福山雅治が演じる「くんちゃん」の曾祖父がかっこよかったなぁ。それと「くんちゃん」の父親のダメダメ具合と、近所の奥様方の前で格好つける姿は若い父親としてはありがちでリアリティを感じました。赤ちゃんの「未来」ちゃんは可愛く描かれていたけど、意外に中学生少女の姿の「ミライ」ちゃんは印象に残らない。なによりも「くんちゃん」が幼児ながらもキャラクターが立っている事ですね、あのキャラクター性の濃さは野原しんのすけに通じるところがあります。方向性が下ネタでなく「でんしゃ」という点が違いますが。
 いずれにしろ、この暑い夏に楽しい映画を観られたと思います。是非とも皆さんも観に行って欲しいですね。


 本日は久々にサイト「はいじまゆきどっとこむ」の方も更新しました。
 本日更新したのは、鉄道ゲーム「Train Simulator 2018で世界鉄道旅行」です。こちらに番外編として船の操縦体験ゲーム「Ship Simulator Extremes」の紹介をアップしました。これで予定していた番外編は全て公開しましたが…また増やすかも?

 夏真っ盛りです。今日は落ち着いていますが、このところに生命に関わるんじゃないかという程の凄い暑さが続いています。身体を壊さないよう頑張ります。





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Last updated  2018.07.25 15:05:36
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