ブリンギングアニマルできた
『ただ私を人に知らせてくれればいい。私を見た人々は私に触発される。私は彼らに幸せを運ぶ。彼らの願いをかなえる。やがて彼らは新しい世界を築く力となるだろう。私はパワーを汲みだす井戸であり、パワーの世界を映す鏡、パワーの世界とこの世を結ぶ扉である』北出幸男氏『宝石伝説』より。サラスヴァティさんのところで、調べものをさせてもらうのに見た本で知りました。石を背負ったブリンギングアニマル。「コレ! コレ! コレ!」見たとたん、もう夢中でした。「昔、流行ったんやけど。もうないなぁ……」以前お店にも置いていたそうですが、もう何年も前とのこと。こんなにかわいらしいパワーアニマルが世の中にあったなんて!(ブームがすたれるなんて、信じられない)私はその思いでいっぱいでした。家へ帰ってはネットで探し、販売されているのがわかりましたが、KUROさんのHP虚空座標で、作り方が丁寧に紹介されているのを見つけ、その日のうちに、すぐ粘土を買いに走りました。粘土細工などまじめにしたこともなく、イラストひとつ書けない私でしたので、今日できあがったのが、自分でも奇跡です。KUROさん、ありがとうございました。これが三度目のトライでした。前二回は、どうしてもイヌでした。イヌにしかなれないのもガッカリだったのに、粘土が軟らかすぎて、乾かす間にも首はたれ、足は縮み……どうしてもあきらめられず、粘土を買いなおして挑戦です。今度は上手くいきました。形も、色も、模様も、今度は導かれるように決まっていきました。「これで完成!」と思っても、まだ何かがたりません。結局、目のピンクと、額の金の三つ星を描き足すことになりました。描いてみると、「これだ。これがこいつの姿をあらわすものだったんだ」と、何かぴったりとハマルものがあり、我ながら驚きました。名前、いるのかな?あるとしたら……「ピンク? ハル? クロ? クマ? 」どれも違うようです。心の底の方から、言葉をくみあげてみると、「オドルカゼ」 「ダイチノチカラ」と、なりました。精霊が入るそうですが、作ってから待たなくても、入りたい精霊が、その姿を作らせるんじゃないかと思います。期せずして区切りよく大晦日に出来上がりました。もしこれを見てくださった方が、興味をもたれたとしたら、その方にも、精霊が「作って!」と言いにきてるんじゃないかと思います。