2011/01/20(木)09:01
「訴えて!」みた
実際に「訴える」とはどんなことをするのでしょうか?
例のテレビ番組の影響で、なんとなく派手なイメージ
(私だけでしょうか?)がありますが、
実際にやっていることはとても地味です。
依頼者の方からお話を聞き、資料を見せていただき、
相手方にお手紙など送ってみて、それでも話がまとまらない場合に、
裁判所に「訴状」という書類を提出しています。
簡易裁判所の場合、法律上は、口頭、つまり手ぶらで裁判所に行っても、
訴えることが出来るという規定があるのですが、一般の方がご自分で裁判
をする場合にも、裁判所に備え付けてある、定型用紙に書き込むように指
導されるようです。
司法書士の場合は、研修で「きちんと要件事実を踏まえた訴状を提出する
ように!」と何度も言われますので、自分の能力の範囲で精一杯の書類を
書きます。
その訴状が、裁判所で「こいつ分かってないな~」と思われているのか?
「分かりやすい」と思われているのかは、裁判官の態度で分かるのかな?