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カテゴリ:子供
2011年3月11日、博士くんの場合
大舞台を3月末に控え、演劇部での稽古に熱が入っていた、あの時。 築50年?位の古い古い講堂で仲間と震災にあった。 揺れが収まるまでその場にいて、 揺れが収まるとともに、講堂が壊れるかもしれないと、中庭に 移動した。 家が近い人は帰宅したが、 博士くんは、通学1時間30分かけての電車通学。 そういう人も多く、仲間の多くが、学校に泊まることになった。 毛布と、乾パンと、水とが配られ、 当時、まだガラケーだった携帯で、家族に無事の連絡をし、 地震被害や、交通情報を収集して夜を明かした 乾パンと水。 期限切れに近いものを、学校からお持ち帰りのために 配布されたことはあった でも、まさか、本当に災害にあって乾パンと水を食することになるとは 電気のともらない、暗い学校で、仲間と夜を明かしたことは、 きっと、子供たちの心に、一生残る光景 耐震工事がまだ終わっていない、古い校舎。 趣のある、国立の高校。 壊れなくて良かった。 子供たちにも、被害は無く、翌日には、皆、時間をかけて 自宅に戻っていった。 無事に帰ってきてくれて、本当に嬉しかった お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.06.15 15:42:57
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