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週刊 くりんこ・ころ・ころ

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2007年06月14日
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カテゴリ:食・道楽
ちょっと鳥取は、休憩。時候に、ネタ合わせしてみました。
どこが……?6( ̄・ ̄;;)


時を遡ること、5月の母の日です。
日頃より両親には、孝養を尽くす健気な娘ですが、
一年の罪障滅除、一段と、奉仕させていただきます。
孝行娘は、母の日の13日には、とっとと旅行に行ってしまいましたが、
一週間遅れで、追い付かれてしまいました。

以前、母に、京都五条の「半兵衛麩」さんにて馳走しましたところ、
大層、お気に召しましたので、
街角で見つけて、気になっていたお店へと案内しました。
生麩料理の「萬次郎」さん。
塀越しに、新緑が滴るような緑陰を作る道筋に、あります。
この辺りは、ねねの道、石塀小路、二年坂と女人の財布の紐もゆるゆるな、
京都の中でも、ひときわ情緒タップリ、大好きな危険地帯。

古い木造の瀟洒な元旅館を利用した店内は、
広い土間を挟んで、右手にお座敷、左手にはテーブル席。
全部で10卓程でしょうか。どちらからも京都らしいお庭を、眺めることが出来ます。


お庭.JPGテーブル席より

なんでも、かの「家庭画報」にも掲載されたとか。
こちらの名物は、商標登録するまで開店できなかったという「麩麺」。
小麦のグルテンを練って、作った麺だそうです…………???
とにかく!お食事としては、それと生麩や湯葉のセット「麩麺点心」のみです。
二段重ねのお重を開けると、

お料理.JPG

どうです?目に優しく、美しいでしょう?
モチロン、お味だって、口の中に滋味が染み渡るような美味しさでございました。
よもぎ麩、あわ麩、黒ごま麩、それぞれ個性を活かして、炊いたんと田楽。
壬生菜の和え物は、ごま油を効かせた意表をつく味でした。
さて、肝心の麩麺、生麩のぶんにゃりとした食感をご想像したでしょう?
違うんだな、滑らかだけどコシがあるんだなぁ、これが!!
お味は宜しく、風情も満点。1800円です。

一つ難点を上げれば、この日は肌寒かったせいもあって、
暖かい物が一品、つけ出汁が温いか、赤出汁でもあれば、と思います。
ただし、これからの季節には、打ってつけではありましょう。
おっと、ご忠告申し上げれば、満腹しようなんて考えちゃ、いけません。
京風こってりラーメンかマクドでも、お腹に入れて行かれると万全です。

この日、京都文化博物館で「丸紅コレクション」の展示がありました。
丸紅が、まだ呉服商の頃、研究の為に集めた古い着物が出色の見物です。
淀の方が着ていたとされる小布から、再現した小袖。
織りや染めはもちろん、糸を作ることから縫うことまで、
当代の名人達が研究、吟味を重ねる様のビデオも大層、興味深く拝見しました。

一方、絵画コレクションの方は、目玉こそあれ、
輸入販売のビジネス絡みというそれらは、いかにも日本企業の在り様で、
一貫性もなければ、情熱も感じられないと、私には思えます。
私にとっての目玉とは、ボッティチェルリや小磯良平、梅原龍三郎等々ではなく、
「日本の一流商社にも、自分の作品がある」と証言した天才贋作画家が、
最も得意としたデフィの絵画があったことでしょうか。

さて母の日は、この様に双方、嬉しいプランをたてるのはいとも簡単。
問題は父の日、贅沢を言う人では、さらさらありません。
外出ギライの趣味無し人間、好きな外食は居酒屋だけ…….。
父の喜ぶことは、家族が喜ばない、どころか後に私が小言をくらうことも。
何か、八方、喜ぶアイディアございませんか?


お題は、父母恋し、子も愛しい、寂しがり屋の小林一茶から拝借いたしました。







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Last updated  2007年06月14日 16時39分35秒



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