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元 直 日 記

元 直 日 記

メイセイオペラ

メイセイオペラ (雄・栗毛)
父:グランドオペラ 母:テラミス 35戦23勝


 岩手競馬の一時代を築いたトウケイニセイの引退後、生え抜きのヒーロー誕生にはしばらく時間がかかるかと思われたが岩手競馬の懸念(けねん)をものの見事に打ち消し、それに勝るとも劣らない強烈な印象を見せつけたのがメイセイオペラだった。3歳時4勝、4歳時東北ダービー、不来方(こずかた)賞を制し本格化し、これからという時にアクシデント発止で、その後のダービーグランプリ、スーパーダートダービーを共に10着と、残念な結果としたものの、4歳で桐花賞優勝で見事に復活、続く川崎記念(GI)で永遠のライバルとうたわれるアブクマポーロとの初対決4着だった。5歳になるとその強さはますます磨きがかかり、大井で行われた帝王賞(GI)で3着敗退となったが、マーキュリーカップ(G3)で交流重賞初優勝、その秋に南部杯(GI)でアブクマポーロをはじめとしたダート界の強豪を迎え撃ち、逃げ切って初GI制覇を成し遂げ、この馬が最も光ったのは平成11年で、フェブラリーステークスで地方在籍場初の中央GI制覇、帝王賞(GI)優勝など5勝を挙げ、岩手在籍馬初NAR年度代表馬の座に君臨、岩手から全国へ名を轟(とどろ)かせたメイセイオペラの功績は岩手競馬の歴史に偉大なる足跡を残した。
 このメイセイオペラは私が競馬を覚えて初めてすごいとおもった馬だったので一番最初に書かせていただけました。彼の息子や娘に期待して岩手競馬の発展を期待したい。


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