韓国こだわりの旅最終日
2007年9月10日(月)去年の韓国旅行記をいいかげん終わらせないと(ドングリさんからのリクエストもあったし)怒られそうなので、これが最終回です。今年は長い休みが取れなくて、韓国旅行は行けそうにありません。いけるとしたら、来年1月2日から5日までくらいかな。では写真つきです。長文です。0釜山タワーからの眺め posted by (C)くま朝たっぷりと湯を溜めて広めの風呂に入る。アロマホテルは釜山でのマイご用達ホテルになってしまった。(去年3万Wと四万Wを間違えたホテル)今回はインターネット部屋。けれども時間がなかったので、楽天サイトを覗いただけ。朝は龍頭山に登った。ここから釜山の街並みが一望できる。たいていの観光客が行くところではある。けれども私はほかの目的で登った。釜山はずっと倭国から明治時代にかけての日本との交易との玄関口だった。江戸時代、その代表が草梁倭館なのであるが、場所がよくわからないでいたのである。1草梁倭館の場所 posted by (C)くまけれどもさすがに現地、草梁倭館があった場所が大体わかる。この公園の北側斜面だったのだ。1678年以降、釜山は日本の玄関口であった。200年間倭館は続き、日本の植民地時代にはこの一帯が日本人専用居住地になる。2詩碑「春が来たなら」 posted by (C)くま公園から少し外れたところでは、個人が設えたのか、詩碑がずらりと並んでいた。この写真の詩碑は題名のみはわかる。「春が来れば」である。韓国では詩は国民の中に溶け込んでいる。本屋の中で詩のコーナーは常に大きくスペースがとられ、駅の中に突然詩のポスターが張ってあったりする。至る所で詩があふれてている。3近代歴史博物館 posted by (C)くま近代歴史博物館に行くと、月曜なので残念ながら休館だった。この建物も1920年に建てられた東洋拓殖株式会社釜山支店だった。日本の経済侵略の前進基地である。4カクテキキムチの仕込み posted by (C)くま朝食はキムパブ(海苔巻き)。ちょうど私の席の隣ではお店の夫婦(?)が、日本にはお目にかかれないでっかい大根をサイコロ切りにして、カクテキキムチの仕込をしているところだった。「写真をとってもいいですか」と聞くと、あいやー、と言って奥さんは奥に逃げてしまった。5あさのあつこ「バッテリー」 posted by (C)くましばらく散歩。古本屋通りに向かう。日本型屋根の残留をわずかに見つける。古本屋で韓国の国語辞典を買う。英英辞典のようなものです。古本のなかにはすでに「バッテリー」の1~2巻があった。6豆腐汁定食 posted by (C)くま11時に荷物をとりにホテルに帰り、早い昼食を食べる。写真はオモニチョングッチャンの豆腐汁定食。例のシジミ汁専門店の斜め向かいである。写真のように非常に充実した定食である。ここもお勧め。アロマホテルから階段を下りたこの一角には美味しい定食屋さんが多い。そのあとは観光をせずにお土産漁り。DVDやV-CDを6個も買ったけど、しめて2万1千W。チョン・ドヨンの「私にも妻がいたらいいのに」やハン・ソッキュの「八月のクリスマス」も見つけて買った。リボンさんからのリクエストのあった朝鮮王朝最後の皇后「ミンピ」のDVDを聞くと、DVDになっていないそうでした。7穏やかな玄界灘 posted by (C)くま帰りもビートル。帰りも揺れなかった。非常に快適だった。ラッキーだったのか、それとも数年前の経験が特異だったのか。8日本に到着、博多駅ビル posted by (C)くま7時に博多駅に着いた。重い荷物はコインロッカーに入れて、(300円が高く感じる)深夜バス発の10:15までの3時間、博多の町に繰り出す。「左に曲がります、ご注意ください」と言うトラックが通り過ぎる。港から駅に着くまでのバスのことを思い出す。日本のバスが旅人に優しいのは確かだ。韓国の市内バスには路線図はなかった。土地勘がないと、なかなか乗れない。しかも停留所の案内はバスのアナウンスに任せているのだが、車長は大音響のラジオをかけていたりして全く聞き取れない。一方博多にはいたる処に路線図はあり、停留所の案内もアナウンスとともに、電光掲示板でもする。ただ気になるのは、アナウンスの前に必ず「ご乗車ありがとうございます」と言うし、運転手も無駄口を叩かないのはいいのだが、「ドアを閉めます」「発信します」と機械が喋っているようだ。我々は本当にそこまで詳しい説明を欲しているのだろうか。本当に欲しているのは、思いやりのあるサービスではないだろうか。韓国ではすべての運転手が「到着したら教えてください(トチャクハミョン、カルチョジョセヨ)」と言うと、きちんと教えてくれた。(ウルソンでは話しかけもしてくれた)きっと日本の運転手も教えてくれるとは思うのだが‥‥‥。9博多ラーメン posted by (C)くま日本での一食目はやっぱり博多ラーメンとギョーザ。替え玉もした。久し振りに博多の地下道を通ると、長い長い駐輪場が出来ていて、びっくり。博多遺跡の展示もしていた。思いもかけず遺跡見学が出来てよかった。10早朝の倉敷チボリ公園 posted by (C)くま深夜バスで朝の倉敷駅に着く。第三セクターで、計画段階から必ず赤字になって市民や県民に大きな迷惑をかけると、反対運動が起きて二回も市長選で争点になった駅前のチボリ公園が迎えてくれた。そうして最近決定したのであるが今年の大晦日でこの公園は廃園になる。責任者出てこーい。作る前からテーマパークで成功していたのはディズニーランドだけだったのに、バブル期の計画を軌道修正できない。官民癒着の歴史的な証拠である。さて、日本に帰って目に付いたことをもうひとつ。女子高生のスカートはどうしてあんなに短いんだ!!1,000(朝食) 10,000(国語辞典) 10,000(ポーチ) 5,000(昼食) 1,000(コインロッカー) 21,000(DVD) 4,500(お土産) 4,000(ハングル版「星の王子様」) 1,100(地下鉄) 11,600(入港料と油チャージ) 13,150(お土産) 550円(ビールとつまみ) 730円(ラーメンとギョーザ) 300円(コインロッカー) 6,900円(博多→倉敷) 200円(マクド) 340円(バス)