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テーマ:最近観た映画。(38809)
カテゴリ:洋画(05・06)
監督 : スティーヴン・スピルバーグ
出演 : トム・クルーズ ダコタ・ファニング ティム・ロビンス ミランダ・オットー ダニエル・フランゼーゼ 出来るだけネタバレは避けながら語ろうと思うのだが、どこまでうまく行くか。読む人は少しのネタバレは覚悟して読んでください。 私はこのラストに非常に失望した。これだけはやってほしくなかった。 途中まではよかったと思う。あくまでも一般市民の視点で、この侵略者を語るのは成功していたと思う。ダコダ・ファニングは素晴らしい。どうしてあそこまで「演技」できるのか。しかし、ティム・ロビンスが登場したあたりから、おかしくなっていく。この手のSFはひとつの大嘘(宇宙人の襲来)を描くために、襲来の方法、目的、結果は徹底的に科学的に検証されなくてはいけないと思う。そうでなくては、家族の恐怖に「リアリィティ」は生まれない。あれではだめだ。こんなにも突っ込みどころがあってはいけない。 しかし、と私は思いなおす。スピルバーグとあろうものが、どうしてこんな脱力系のラストにしてしまったのだろう。おかしい。本来のエンタメを意識的に外しているとしか思えない。あの目的もどうも不思議だ。どこかに解説があるのだろうか。これはもしかしたら、不条理SFなのか?そういえば、ティム・ロビンスの言動は矛盾だらけだ。そもそも情報が遮断されている中で、どうして大阪の人間があのロボットを倒したと知ったのか。 これは笑い転げてみるべき映画だったのだろうか。うーむ。悩ましい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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