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再出発日記

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2005年07月07日
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カテゴリ:万葉集
大和には 群山あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち 国見をすれば 国原は 煙立ち立つ 海原は かまめ立ち立つ うまし国そ 蜻蛉島 大和の国は 
                            (舒明天皇)

島根県に田和山という小高い山がある。病院を作ろうとしたら,三重の環濠が見つかり,弥生時代後半の祭祀上神聖な山だったに違いないと言うことになり,住民運動の結果保存が決ったところである。この山について、幾人かの考古学者が「国見」の場所だったに違いないと言っていた。--つまり「国見」とは単に,思いつきで裏山に登って,煙が立っているからわが国は豊かだなあ,と「感じた」だけの話ではないのである。れっきとした国家行事だったのだ。つまりこの歌は正式な国家文章だったのである。国家文章だから実際香具山から見えるはずもない,「海原」も言葉になるだろう。政治家の言葉はいつもそのまま受け取ってはいけない。そういう時登る山は思いつきの山ではない。平野にぽつんと盛り上がる小高い山,「かむなび」(聖なる)山である。「あきづ島」も面白い表現だ。銅鐸にもよく蜻蛉の絵が描かれている。豊作の象徴だったのだろう。





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最終更新日  2005年07月07日 18時21分52秒
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