再出発日記

2005/08/13(土)00:24

妖怪への愛『妖怪大戦争』

邦画(05・06)(69)

さて、盆休みだ。 仕事のことは忘れて、携帯が鳴らない事を祈りつつ、 一日中涼しいところにいた。 子供だましという説と、 傑作だ、という説が入り乱れている 『妖怪大戦争』をやはりチェックすることにした。 カップルやら、子供連れやら、熟年夫婦やら、 いろんなタイプが見に来ているが、 中年ひとりというのは私だけか(^^;) 愉しめた~(^^) 神木隆之介君はかわいいし、 大人も楽しめるパンチラサービスはあるし(^^;) 何より妖怪が人間に擦り寄ってはいない、 さすが妖怪の大御所たちが関わっているだけあり、 妖怪に対する愛が感じられた。 以下ネタバレモード。(反転してね) 加藤保憲の目的ならある程度は達したのかもしれない。 あれなら、ほぼ帝都は消滅したのだから。 妖怪たちは『勝った、勝った』『祭りは終わった』 といって帰っていったのだけど、 実際はいったい何十万人の人間たちが死んだのだろうか。 それは見事に省略する。 いろんなところに おごる人間たちに対する警告がちりばめられていて、 私などは大変面白かった。 曰く 『過去を知らなければ未来はない』 『復讐するのは人間だから、私は人間ほど落ちぶれたくはない』 そして最後の水木しげる御大将の含蓄ある言葉 『戦争は……』 良く分からなかったのは、 加藤はどうして アギを拒んだのだろう。 台詞がよく聞き取れなかった。 アギとはどういう妖怪なのだろう。 傑作です。

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