2006/04/10(月)23:47
シージャギ パニダ
韓国語講座(民団主催)の入学式があった。今年は初級1を習う。ここは年37回授業で授業料が二万円と安いのが魅力である。去年は美人のチョン先生だったが、今年は美男のソン先生で私的にはがっかり。……いや、そんなことを言いたいのではなくて、ソン先生は入学式の挨拶で韓国のことわざを引いて、次の言葉を紹介してくれた。「シージャギパニダ」(始まりが半分だ)始めようと一歩踏み出した時点で、半分は達成している、という意味である。
詩人茨木のり子は韓国語を習うとき、師を金裕鴻(キムユーホン)に仰いだ。そのとき、金氏が最初に言った言葉がこれである。というようなことを二人の対談本『言葉が通じてこそ、友達になれる』に書いてあった。
去年は思う所あり、ハングルの勉強を始めたが、思ったより会話力は伸びなかった。けれども続けて行こうと思う。この決心だけですでに「半分」だと信じて。
四月より、民主党も再出発をし、私もハングルだけでなくほかのことでも再出発をしている。(でもこの日記ではそのことは書かない。変な再出発日記ですね。)
花は散り、
三月決算は終わり、
新生活や、
新学期や、
失敗してもまた始めるみんなの
日本全国いたるところで
再出発は始まっている。
シージャギ パニダ