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カテゴリ:アジア映画(05・06)
しばらくは携帯投稿になるので、短文ネタのみアップします。
日本に帰って1番にみたのがこの作品。親しくお話した韓国在住の二人は二人とも見ていて、二人とも「面白い」と太鼓判を押していました。いちおう舞台の漢江を散歩しました。映画をまだ見ていない段階だったので、地下鉄駅からでて、すぐみえる国会議事堂と公園との対比を頭に刻んだのですが、あんなに近いのにこの映画では一切出て来ませんでした。米軍の毒物不法投棄から生まれた怪物ですが、社会に対するこの監督の視線は病的なほどに冷めています。 河岸を歩きました。コスモス花畑では恋人が記念写真をとり、、遊覧船がゆったりと往来し、ちょうど天気のよい日曜日だったので、家族連れも多くローラースケートする人、河を眺める人、まさに映画の雰囲気そのままでした。まさか売店があれほど重要な舞台になるとは思わなかったので、写真に撮ることも買い物もせず、大変残念です。 怪物造形の見事さ、スピード、韓国らしい「親族」愛、ハリウッド的な予想を裏切る展開、見事なキャラ造形(ただしぺ・ドゥナのみは不満)、一級のエンターテイメントである。 では傑作かというと詰めが甘いところがあり、太鼓判は押せない。この夏韓国では他に面白い映画が無かった。それが韓国で大ロングランヒットをしている大きな要因だろう。 追記 コメント欄で、考え方を変えて、やはりこの映画は単なるエンターテイメントではなく、現在の韓国の民衆の鬱積した「今にも怪物に変貌しそうな」気分をよく捉えた社会派映画だと、意見を変えたことを書いています。あわせてお読みください。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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