5149111 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

再出発日記

PR

フリーページ

カテゴリ

お気に入りブログ

『ツキノワグマのす… New! Mドングリさん

近所の手作り豆腐の… New! はんらさん

マックス爺のサイレ… New! マックス爺さん

ホンマタカシ「建築… New! シマクマ君さん

ぐるり山口県と津和… New! 天地 はるなさん

カレンダー

2006年12月03日
XML
カテゴリ:洋画(05・06)
監督 : アルフォンソ・キュアロン
出演 : クライヴ・オーウェン 、 ジュリアン・ムーア 、 マイケル・ケイン
1001364_02.jpg

設定はありきたりである。「2027年。我々人類にはすでに18年間も子供が誕生していない。このままでは、そう遠くない日、地球を引き継ぐ者はすべて地上から消え去ってしまう!」けれども、2027年というあたりに、この映画の秀逸さがある。

近未来というには、あまりにも現代と似た風景である。いや、原油が高騰しているからなのだろう。車よりも、自転車や馬が交通手段として跋扈している。反政府組織の車は、何十年も前のお古である。

クライヴ・オーウェン とジュリアン・ムーアの元夫婦は20年前に別れたことになっている。つまり、2007年来年である。なぜ別れたのか、二歳になる彼らの子供が死んだからである。 世界の危機もそのときから始まる。

イギリス以外の国家は崩壊して、テロの横行、移民排斥、警察国家は眼に余るほどになっている。「Vフォー・ヴェンデッタ」と同じく、「現代」を告発した映画であることは確かだ。イギリスもこのようにして、レジスタンス映画(エンタメとして作っているところが凄い。)を作り出した。(しかし既成のレジスタンス組織を応援していない。そこにイギリスの苦悩があり、良識がある。)日本はどうか。

テーマ的には今まで何度も何度も描かれた「地球最後の日」の新バージョンではある。最後の日が、一週間後ではなく、数十年後になっているだけだ。映像的に見事な市街戦の途中で、ぽっかりと浮かんだ赤ん坊の泣き声だけの静寂で荘厳でやさしさに満ちたの場面は秀逸だった。







最終更新日  2006年12月03日 10時31分43秒
コメント(2) | コメントを書く
[洋画(05・06)] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


こんばんは   ノラネコ さん
監督メキシコ人ですけど、実にイギリス映画らしい作遺品でした。
テーマのためにエンタメする、こういう真面目なジャンルSFって、久々に観た気がします。
「Vフォー」は始めにエンタメありきだった気がしますが、こっちは始めにテーマありきでしょう。 (2006年12月11日 01時04分14秒)

Re:こんばんは(12/03)   KUMA0504 さん
ノラネコさん
大傑作ではないけど、傑作でした。
宣伝の仕方を間違えていますね。見逃すところでした。 (2006年12月12日 12時26分29秒)

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

KUMA0504@ Re[1]:「京都大学の歴史」に見る学問の自治と自由(11/27) ダンジャさんへ 今までも、伝統的に登っ…
ダンジャ@ Re:「京都大学の歴史」に見る学問の自治と自由(11/27) 数年前まで、学祭のときには時計台での学…
KUMA0504@ Re[1]:2020年10月に観た映画B(11/18) はんらさんへ コメントありがとうございま…
はんら@ Re:2020年10月に観た映画B(11/18) 「82年生まれ、キム・ジヨン」は私も見ま…
KUMA0504@ Re[1]:庶民文化史から見た「梁塵秘抄」(11/14) 七詩さんへ 五木寛之「親鸞」では、親鸞の…
七詩@ Re:庶民文化史から見た「梁塵秘抄」(11/14) なるほど、平家物語には仏御前とか千手前…
KUMA0504@ Re[1]:2020年11月京都旅3-3(11/13) ダンジャさんへ ありがとうございます。 …
ダンジャ@ すごい 友人とも話しますが。。。 私らより、他所…
KUMA0504@ Re[1]:2020年11月京都旅2-2(11/10) ダンジャさんへ その幼稚園となりのヴィア…
ダンジャ@ 芸術センター 以前、住んでた学区です。 芸術センター向…

バックナンバー


Copyright (c) 1997-2020 Rakuten, Inc. All Rights Reserved.