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テーマ:映画館で観た映画(8344)
カテゴリ:邦画(07)
監督 : 澤井信一郎
原作 : 森村誠一 出演 : 反町隆史 、 菊川怜 、 若村麻由美 、 袴田吉彦 、 松山ケンイチ 普通ここまで中味のない映画を見させられると、怒るのであるが、ここまで人を動員してなおかつたぶん金もかけている映画でこんな映画を作ってしまったことに「感心」してしまった。その意味では金を返せ、という気がしない。貴重な映画を見た気分になった。 せっかくのモンゴルロケなのに、どうして日本では見ることの出来ない自然をもっと見せてくれないのだろう。どうしてじっくりと民俗を見せてくれないのだろう。(もちろん映像はある。けれどもいかにもアリバイ的に見せました、というかんじ。製作側が全然自然も民俗も理解していないから、当然我々にも理解できない)あれほどの群集シーンで人を動員しているのだから、どうして、もう少し名も無き若い兵士をアップで取るとか、一般民衆の幼子を撮るとか言う「色気」を出さなかったのか。あまりにももったいない。 エンドクレジットを見ると、全面外国ロケのくせに、主要キャストはおろか、主要スタッフもほとんど日本人である。外国スタッフの数があまりにも少ない。日本からそんなに連れて行く必要があったのだろうか。 しかも、最後のほうに外国スタッフの名前が出てくる。たぶん、札束で顔をひっぱたき、いうことを聞かせたのだろう。金さえ出せば、お客を呼べる映画を作れると未だに思っている人たちが作ったのだろう。凄い映画を見させてもらった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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金のかかったTVドラマという感じですね。
でも、見てそこそこ満足できてしまうのが悔しいですね。 映画、「天平の甍」の様な作品を見たときの感動はありませんでした。 (2007年03月13日 06時41分31秒)
安倍くんも見たらしいですけど、どんな感想を言ったんでしょうね。まさか批判はしないと思うけど。どういうつもりで、誰(発注した人は?)が作ったんですか?
(2007年03月13日 13時12分20秒)
おおあたりだよさん
コメントありがとうございました。 なんかプロデューサーの心の中を見たような気がして、変な気分でした。 Araちゃんはいい目をしていて、これからが楽しみですね。 (2007年03月13日 19時31分25秒)
薔薇豪城さん
安倍さんみたの?ひまねえ。ヒットしなかったらコメントしてもしようがあるまいに。 プロデューサーは、かの有名、なるほどね、の角川さんです。 (2007年03月13日 19時33分15秒) |
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