6848540 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

再出発日記

再出発日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

フリーページ

カテゴリ

お気に入りブログ

徘徊日記 2024年4月… New! シマクマ君さん

「貧困パンデミック… New! Mドングリさん

釜山旅行2024春旅2… New! suzu1318さん

「数の悪魔」(エン… New! 七詩さん

入居清掃(ハウスク… New! はんらさん

カレンダー

2007年07月30日
XML
カテゴリ:憲法
小田実が戦死した。
30日の午前2時5分に死んだが、新聞が選挙で特別体制をとっていたためにかろうじて一面の隅に「死去」の報のみが載った。当然死因は胃ガンだ。最後まで国政の行方を想っていた氏の執念が込められた様な紙面になった。

氏の想いについては、すでに病床からの発言と言うことではっきりとした言葉が記事になっていたし、つい最近も二日にわたり氏のインタビューが載っていたので、末期のガンといっても死期はまだ先だ、と思っていたのに、このあまりにも早い「死」はなんとも残念ではある。けれども見事な「死」だったと思う。死の宣告を前にして、やるべきことをし、見事に討ち死にした。

小田実の最後の戦いはいうまでも無く、憲法を護る闘いであった。自民党の歴史的大敗で、地すべり的な改憲は食い止められた感はあるが、民主党の多くが改憲賛成だという現実を考えると、まさに憲法問題はこれからが主戦場であるといっていい。その最初の日に「九条の会」の最初の戦死者が出た。

残ったものは何をなすべきか。

今からでも、「憲法を変えることは本当の国益にはならない」、「憲法を護ることで真に国際的に名誉ある地位を得、国が栄える」ということを、全国民の世論になるように示していくことではないか。

合掌。安らかにお眠りください。


produced by 「13日の水曜日」碧猫さん





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2007年07月30日 07時49分05秒
コメント(19) | コメントを書く
[憲法] カテゴリの最新記事


■コメント

お名前
タイトル
メッセージ

利用規約に同意してコメントを
※コメントに関するよくある質問は、こちらをご確認ください。


Re:小田実 戦死す(07/30)   今日9729 さん
民主党の多くが改憲賛成だという現実を考えると、まさに憲法問題はこれからが主戦場であるといっていい。・・・・・・・・・・・・・

* こうなって行くでしょうね。 (2007年07月30日 07時59分03秒)

これから民主がどう出るか   ポンボ さん
呉越同舟の民主が、自民と手を組んだら、それこそ目もあてられなくなります。
埼玉の当選した民主二人、かたや護憲派、かたや改憲派。 (2007年07月30日 08時04分56秒)

Re:小田実 戦死す(07/30)   薔薇豪城 さん
 小田実といえば「何でもみてやろう」と「アメリカ」の初期の2冊が忘れられません。
 少額のお金しか持ち出せなかった貧しい日本から、世界に飛び出していって、もっと貧しい国を見る、そして豊かさの象徴に見えるアメリカの病根をすでに見抜いてレポートした彼。でも、どこにも彼と心通わせる人間がいて、すばらしい人間賛歌になっていました。日米の国家を相手にべ平連活動も・・・、充実したいい人生でしたよね。 (2007年07月30日 08時42分48秒)

Re:小田実 戦死す(07/30)   ribon5235 さん
この日とは衝撃的です。あと6ヵ月、11月まで生きて書きたいとおしゃってましたね。残念ですが引き継がなければ。最近も2日に渡ってというのは…どこにのっていたのでしょう。 (2007年07月30日 09時26分09秒)

バリバリの総連活動家でしたな   やまもと さん
北朝鮮による拉致が事実と判明した後に


逆ギレして日本を糾弾する小田実

>1963年に日本が韓国との国交正常化に歩み始めた時から北朝鮮とも国交回復していれば、
>拉致はなかった。小泉首相は拉致家族に国の政治責任を謝罪すべきだ。
>日本政府は拉致された人がどう死んだのか、誰をどう処罰したのか、
>北朝鮮に明らかにさせなくてはならない。この究明と(拉致被害者家族に対する)国家補償の追及が、
>国交正常化の第一歩だ。一方、日本は朝鮮半島を植民地化する国家犯罪を犯した。
>金正日(総書記)は少なくとも拉致について謝罪したが、日本は従軍慰安婦問題で謝罪も補償もしていない。
>今こそこれをすべきだ。日本が国家犯罪を清算せず、国交ができないために、
>北朝鮮の国家犯罪による自国の犠牲者を生んだ。日朝両国が国家犯罪を認め合い反省することが、
>これからの「国交」の土台となる。
>(平成14年9月18日付東京新聞朝刊社会面「日朝首脳会談 拉致事件・生死判明 識者の声・市民の声」) (2007年07月30日 09時45分15秒)

Re:バリバリの総連活動家でしたな(07/30)   KUMA0504 さん
やまもとさん
私のブログは、初めてコメントを頂く方は、私のほうからコメントした方やTBをした方以外は、自らのURLを示してもらうかTBをしていただく以外は基本的には相手にしないというのがポリシーなのですが、あまりにも品性の無いコメントを頂いたので、返事をします。(次回同じことをしたら削除です)
あなたのしていることは、小学生がちょっと変わったことをしている仲間に変なレッテル貼りをしているのと同じです。ぜひとも今週より公開されているアニメ「河童のクゥと夏休み」を観るのをお勧めします。
ちなみに小田実さんのコメントについて、私も全く小田実さんの意見には同感です。 (2007年07月30日 12時13分30秒)

Re[1]:小田実 戦死す(07/30)   KUMA0504 さん
今日9729さん
>民主党の多くが改憲賛成だという現実を考えると、まさに憲法問題はこれからが主戦場であるといっていい。・・・・・・・・・・・・・

>* こうなって行くでしょうね。
-----
街頭で署名を取っている実感としては、圧倒的多数が、何が問題なのかぜんぜん知らされていません。その克服をどのようにするか、大きな問題です。
(2007年07月30日 12時22分33秒)

Re:これから民主がどう出るか(07/30)   KUMA0504 さん
ポンボさん
>呉越同舟の民主が、自民と手を組んだら、それこそ目もあてられなくなります。
>埼玉の当選した民主二人、かたや護憲派、かたや改憲派。
-----
しばらくは反自民のポーズをとらざるを得ないでしょうから、次の国政選挙が大きな勝負になることは間違いありません。
(2007年07月30日 12時23分39秒)

Re[1]:小田実 戦死す(07/30)   KUMA0504 さん
薔薇豪城さん
> 小田実といえば「何でもみてやろう」と「アメリカ」の初期の2冊が忘れられません。
> 少額のお金しか持ち出せなかった貧しい日本から、世界に飛び出していって、もっと貧しい国を見る、そして豊かさの象徴に見えるアメリカの病根をすでに見抜いてレポートした彼。でも、どこにも彼と心通わせる人間がいて、すばらしい人間賛歌になっていました。日米の国家を相手にべ平連活動も・・・、充実したいい人生でしたよね。
-----
べ平連の活動は、国と国との国境の間に、手堀でトンネルを掘る作業でした。市民運動のひとつの可能性を示していました。長所、欠点とともにきちんとした総括が必要でしょうね。
(2007年07月30日 12時26分19秒)

Re[1]:小田実 戦死す(07/30)   KUMA0504 さん
ribon5235さん
>この日とは衝撃的です。あと6ヵ月、11月まで生きて書きたいとおしゃってましたね。残念ですが引き継がなければ。最近も2日に渡ってというのは…どこにのっていたのでしょう。
-----
小説はどこまで書けたのでしょうか。手塚の「ネオファウスト」の最後の原稿を思い出します。
インタビューは日にちは忘れたし、内容も現代の問題というよりか日本の問題全般を扱っていて、きちんと読むのを失念していました。つい最近の朝日新聞です。
(2007年07月30日 12時28分58秒)

Re:小田実 戦死す(07/30)   abi.abi さん
つい最近週刊朝日に、瀬戸内寂聴のお見舞い記事が載っていたのを見ました。
最後まで「闘い」続けていたのが伝わります。
良い表情でした。
結果は知らずに逝かれたのでしょうね。

しっかりしなければ!と思います。 (2007年07月30日 13時09分09秒)

Re[1]:小田実 戦死す(07/30)   KUMA0504 さん
abi.abiさん
>つい最近週刊朝日に、瀬戸内寂聴のお見舞い記事が載っていたのを見ました。
>最後まで「闘い」続けていたのが伝わります。
>良い表情でした。
>結果は知らずに逝かれたのでしょうね。

>しっかりしなければ!と思います。
-----
結果は知らないで逝ったでしょうが、自民の大敗は確信していたでしょうね。けれども「闘いはこれからだ。これからが面白い。」ぐらいはつぶやいていたかもしれません。
(2007年07月30日 23時23分02秒)

「ベ平連」の時代   下等遊民 さん
 初めまして。TBありがとうございます。こちらからも返させて頂きました。「何でもみてやろう」での作家デビューから「九条の会」まで小田実氏の息の長い、一貫した戦いの軌跡はまさに全身市民運動家と呼ぶに相応しいものだと思います。私の場合、ベトナム反戦運動が最も盛んだった時代に学生時代を送ったこともあって、小田実氏といえば「ベ平連」というイメージが強烈にインプットされており、その結果として記事タイトルも「となりに脱走兵がいた時代」とさせて頂きました。「脱走兵を自宅にかくまう」という極めて個人的な行為があれほどの文化運動にまで発展していったのは小田実氏の強烈な個性抜きには考えられないことだったと思います。 (2007年08月02日 00時48分22秒)

Re:「ベ平連」の時代(07/30)   KUMA0504 さん
下等遊民さん
TB&コメント有難うございました。
私も鶴見俊輔の対談本の中でやっとべ平連の具体的な活動を知りました。
岩国基地の近くに反戦喫茶を設けていたということをその本で知り、ブログで情報を呼びかけたら、直ぐに今はすでになくなっているけれども大体の位置を教えてもらいました。
日本型「市民運動」のひとつの形を示したという意味で、重要です。きちんとした総括の本を誰か書いていないかしら。 (2007年08月02日 12時57分57秒)

ベ平連と脱走米兵体   下等遊民 さん
 レスどうも。

 >岩国基地の近くに反戦喫茶を設けていた
 
 コーヒーハウス「ほびっと」ですね!実は京都にも「ほびっと」と同じタイプの「ほんやら洞」という喫茶店(現在もたぶん健在)が京都御所北側の今出川通り沿いにありまして、当時在籍してた大学がすぐ近くだったこともあってここにはよく行きました。拙記事で紹介させて頂いた「となりに脱走兵がいた時代」という本は「ほびっと」のことも含めて30人以上の執筆者がベ平連運動を総括している貴重な資料集ですがあまりにも大部なので、コンパクトなものとしては阿奈井文彦「ベ平連と脱走米兵」(文春新書)あたりがもし未読でしたらお薦めで
す。ところで貴コメント欄に場違いなコメントをよこしたYという御仁がこちらのコメント欄にもいらっしゃいました。なかなかマメな方ですね~(爆!)
(2007年08月02日 22時15分39秒)

Re:ベ平連と脱走米兵体(07/30)   KUMA0504 さん
下等遊民さん
コメントありがとうございました。
「ほびっと」です(^^)「ほんやら洞」機会があったら行きたいと思います。
ご紹介の本も興味がわいたので、機会があれば読みたいと思っています。ありがとうございました。 (2007年08月03日 07時53分17秒)

死を悼むのはやはりできない   タマ さん
死人に鞭打ちはしたくありません。
しかし、小田氏の主張はどう考えても妥当であるとは言えませんでした。
国家犯罪たる拉致が発覚して金正日もそれを認めたのに、それは日本が慰安婦の謝罪をしていないからで
非は日本にあるというような、小学生が考えてもおしいとわかる論理を最後まで曲げておられない。

小田氏は北朝鮮による拉致のほかに偽造紙幣・覚せい剤製造の国家的犯罪をどう捕らえていらっしゃったのか。世界中が北朝鮮をいじめるからその程度の犯罪は北朝鮮には許されるというのか。

そしてそれでも北朝鮮は先進国だというのか。それなら小田氏は日本国籍を捨てて楽園である北朝鮮になぜ帰化されなかったのか?

ご存命ならたくさん聴きたいことがあったのに亡くなられたのは残念です。

そして最後に一言。
仮に小田氏が楽園たる北朝鮮で生活していたら、いままで生きておられたであろうか?おそらく20年以上前に餓死していたはずである。
(2008年01月09日 02時08分36秒)

Re:死を悼むのはやはりできない(07/30)   KUMA0504 さん
タマさん
私のブログは、初めてコメントを頂く方は、私のほうからコメントした方やTBをした方以外は、自らのURLを示してもらうかTBをしていただく以外は基本的には相手にしないというのがポリシーなのです。ご了承ください。
でもどうしてこのようなはっきりした意見を持っている方々が、自分のブログを持たないのか、私には不思議でなりません。 (2008年01月10日 12時56分29秒)

Re[1]:死を悼むのはやはりできない(07/30)   タマ さん
KUMA0504さん
ご返事ありがとうございました。
サラリーマンで毎日深夜帰宅、土日も意識レベル300という状態でもとても自分のブログは作れないんですよ。9条や北鮮、平和の意味、軍事力、小田氏とはいろいろに部分で意見を異にしていたタマですが、小田氏が一人でもいいから北に拉致された邦人をご自分の力で救助できたら彼の主張が正しかったことは証明できたでしょう。
でも結局彼は評論家の域を出ないままこの世を去ってしまった。
小田さんと同様の主張の方がこれからもたくさん出てくると思いますから、そのうちに自分のブログを作りたいと思料します。
父は元自衛官で戦闘機に搭乗し何度も北鮮に対してスクランブルをかけていました。タマは警察官になりたかったのですが視力が足りず断念しました。
でもタマは全面的に右頃化人種ではないんです。
例えば(緊急時の)交戦権をも全面否定した9条の理念には呆れざるを得ないのですが、でも9条を改正するのには反対なんです。なぜか、9条のおかげで日本は外交カードを持てたからです。日本が9条の論議をすれば必ず隣国は過敏に反応します。これは知らずにその隣国が日本に外交カードを交付してくれていることとなります。日本は9条というカードをちらつかせて交換条件を要求できます。
ブログを作ったらご連絡します。 (2008年01月24日 02時15分07秒)

キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

永田誠@ Re:アーカイブス加藤周一の映像 1(02/13) いまはデイリーモーションに移りました。 …
韓国好き@ Re:幽霊が見えたら教えてください 韓旅9-2 ソウル(11/14) 死体置き場にライトを当てたら声が聞こえ…
韓国好き@ Re:幽霊が見えたら教えてください 韓旅9-2 ソウル(11/14) 死体置き場にライトを当てたら声が聞こえ…
生まれる前@ Re:バージンブルース(11/04) いい風景です。 万引きで逃げ回るなんて…
aki@ Re:書評「図書館の魔女(4)」(02/26) 日本有事と急がれる改憲、大変恐縮とは存…
北村隆志@ Re:書評 加藤周一の「雑種文化」(01/18) 初めまして。加藤周一HPのリンクからお邪…
ななし@ Re:「消されたマンガ」表現の自由とは(04/30) 2012年に発表された『未病』は?
ポンボ@ Re:書評「図書館の魔女(4)」(02/26) お元気ですか? 心配致しております。 お…
むちゃばあ@ Re:そのとき 小森香子詩選集(08/11) はじめまして むちゃばあと申します 昨日…
KUMA0504@ Re[1]:書評「どっちがどっち まぎらわしい生きものたち」(02/26) はんらさんへ 今気がつきました。ごめんな…

バックナンバー

・2024年04月
・2024年03月
・2024年02月
・2024年01月
・2023年12月
・2023年11月
・2023年10月
・2023年09月

© Rakuten Group, Inc.