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カテゴリ:アジア映画(07)
キャスト トニー・レオン 金城武 スー・チー シュー・ジンレイ
監督 アンドリュー・ラウ これは明らかに香港版ハードボイルドだろう。過去の事件が元で刑事をやめてしまった酔いどれ私立探偵に、昔の仲間が絡み仕事が舞い込む。事件は解決する。けれども探偵はそれを喜ばない。 映画にするには、二人の演技合戦が見もので無ければならない。しかし火花を散らすような演技合戦にはならなかった。トニーレオンの無表情は仕方ない。ふと見せる人間味も出来るだけ抑えている。あれはあれでひとつのやり方だろうと思う。 金城武にはがっかりした。ストーリーに食われてしまって語り部以外の何者でもない。それではハードボイルドにならない。 音響は必要以上に強弱を強調しすぎ。ドラマ性をそれで高めようとしている。あざとい。映像が素晴らしかったぶん残念だ。 ハリウッドがリメイク権を買った。これに関しては賛成したい。なんといってもハードボイルドを生んだ土地でもう一度作ってもらいたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年08月02日 00時26分18秒
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