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カテゴリ:洋画(07)
ここんところ、あまりいい作品に恵まれなかったせいもあって、一時間四十分できっちりたった一人残ったニュウヨークの景色を存分に見せるこの映画には、退屈しなかった。
監督 : フランシス・ローレンス 出演 : ウィル・スミス 、 アリーシー・ブラガ 、 ダッシュ・ミホック けれども、しかしである。三年間一人でいて、一番現実的な手段であるラジオ放送もきちんとしていて、誰とも連絡が取れなかったという設定には明らかに無理がある。犬が空気感染していなかったのも疑問。後の設定まあ、OK。家を総電化重装備に作り替えている所なんかは、あり得る話だと思ったし、そうか舗装された道路は何もしなかったら草が生えるんだと感心したり、映像は面白かった。 話はあまりにもありきたり。 題名からほぼ話の構造も見えるし。「私は伝説」。 「一粒の麦もし地に落ちて死なずば、ただ一つにてあらん、死なば多くの実を結ぶべし」(『ヨハネ伝』第12章24節) ってな言葉は出てこなかったけど、最後は信仰に戻ったのは、いかにもアメリカらしい映画。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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