6834610 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

再出発日記

再出発日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

フリーページ

カテゴリ

お気に入りブログ

「パリの日々」1 New! Mドングリさん

ゴジラ-1.0★第96回ア… New! 天地 はるなさん

合同誕生会 New! はんらさん

「古典推し」を観ま… New! まろ0301さん

同性カップルと憲法 New! 七詩さん

カレンダー

2008年08月08日
XML
報道によってわかるのは、切り取られた恣意的な部分でしかない。
全体を見た上で評論するのがベストである。
評論を見て、見た気になるのは非常に危険だ。
だから、私は映画や本についての評論は、見たうえ、読んだ上でないと書かないようにしている。

タモリが赤塚不二夫の弔辞を読んだ。「私もあなたの数多くの作品のひとつです。」それは一面タモリの思いを代表してはいるだろう。けれども、それでタモリの思いをわかったような気になってはいけないと思う。その場にいれば弔辞の全文を聞くことができた。タモリの思いはその「全文」なのだ。これは一般に人の思想を論じるときの基本姿勢である。必ず原文に当たる。

ずっとあの全文を読みたかった。今日たまたまそれを見つけたので、紹介し、あの弔事について、「評論」したいと思う。

「私もあなたの作品…」タモリの弔辞全文(日刊スポーツ)

決して優れた文とは言えないけれども、想いのこもった名弔辞であると思う。

あなたの考えは、すべての出来事、存在をあるがままに前向きに肯定し、受け入れることです。それによって人間は、重苦しい意味の世界から解放され、軽やかになり、また時間は前後関係を絶ちはなたれて、その時その場が異様に明るく感じられます。この考えをあなたは見事にひとことで言い表してます。すなわち、「これでいいのだ」と。

これは一方で、タモリの生き方そのものでもある。タモリと話す人はどんな人でも、笑いがとれる対談になってしまう。しかも決して人を貶める笑いは絶対に取らない。あの話術は後世に残るだろうと思う。

その裏には強烈な反骨精神もありました。

と赤塚のことは、いっているけれども、ついには具体的には述べませんでした。タモリの中にそれは入っていないので、当然でもあるのです。

本当は全文をそのままコピーしようかと思いましたが、長くなるので省きました。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年08月08日 20時29分27秒
コメント(8) | コメントを書く
[08読書(ノンフィクション)] カテゴリの最新記事


キーワードサーチ

▼キーワード検索

コメント新着

永田誠@ Re:アーカイブス加藤周一の映像 1(02/13) いまはデイリーモーションに移りました。 …
韓国好き@ Re:幽霊が見えたら教えてください 韓旅9-2 ソウル(11/14) 死体置き場にライトを当てたら声が聞こえ…
韓国好き@ Re:幽霊が見えたら教えてください 韓旅9-2 ソウル(11/14) 死体置き場にライトを当てたら声が聞こえ…
生まれる前@ Re:バージンブルース(11/04) いい風景です。 万引きで逃げ回るなんて…
aki@ Re:書評「図書館の魔女(4)」(02/26) 日本有事と急がれる改憲、大変恐縮とは存…
北村隆志@ Re:書評 加藤周一の「雑種文化」(01/18) 初めまして。加藤周一HPのリンクからお邪…
ななし@ Re:「消されたマンガ」表現の自由とは(04/30) 2012年に発表された『未病』は?
ポンボ@ Re:書評「図書館の魔女(4)」(02/26) お元気ですか? 心配致しております。 お…
むちゃばあ@ Re:そのとき 小森香子詩選集(08/11) はじめまして むちゃばあと申します 昨日…
KUMA0504@ Re[1]:書評「どっちがどっち まぎらわしい生きものたち」(02/26) はんらさんへ 今気がつきました。ごめんな…

バックナンバー

・2024年03月
・2024年02月
・2024年01月
・2023年12月
・2023年11月
・2023年10月
・2023年09月
・2023年08月

© Rakuten Group, Inc.