2009/04/11(土)09:04
勘違いの「ウオッチメン」
勘違いしながら見た私がよくなかったんです。退屈でした。
監督 : ザック・スナイダー
原作 : アラン・ムーア 、 デイヴ・ギボンズ
出演 : ジャッキー・アール・へイリー 、 パトリック・ウィルソン 、 ビリー・クラダップ 、 マリン・アッカーマン 、 マシュー・グード
いつイケメン君はバットマンになって、いつマンハッタンはハルクになるのか、という全く「勘違い」の見方をしながら終盤まで行ったし、最後までこのパラレルワールド(アメリカはベトナム戦争に勝利し、ニクソンがそのまま大統領に)がどのように現実のワールドに繋がるのか期待していた。伏線をチェックしながら見ていたのである。
ところが、全くそういうことも無く終わってしまって、長々と相変わらず、アメリカのヒーロー期待失望症候群につき合わされただけであった。それを「ダークナイト」のように上手く描いてくれればいいのだが、私には自己満足な映画にしか思えなかった。