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2009年05月30日
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カテゴリ:邦画(09~)
今日は法事でした。お供えの金額は一万を用意していたら、兄貴から「親戚の法事は二万が常識じゃろうが」と怒られてしまいました。おかげであと二週間を残し、最賃生活は今日で見事に破綻です。

さて昨日は、最賃生活中にもかかわらず、映画を見に行きました。「重力ピエロ」です。別段どうしても、という作品ではなかったのですが、昨日を逃すとタイミング的に見逃す可能性があったので思いきりました。

監督 : 森淳一
原作 : 伊坂幸太郎
出演 : 加瀬亮 、 岡田将生 、 小日向文世 、 吉高由里子 、 岡田義徳 、 鈴木京香 、 渡部篤郎

偶然にも二年前の今日、小説に対する感想をブログに載せていた。
そこにこんなことを書いている。

世の中には、率直に自分の気持ちを言葉にすることにひどく臆病な人種がいる。
回り道をして、
犯罪すれすれのことをして、
危険な目にあって、
ついには殺人を犯してでも、
母親と父親のことを好きだ、
と、言えない人種がいる。


そのとき既に分っていたのだ。これは小説だから成り立つのであって、映画にして生身の人物が演じてしまうと、途端に嘘っぽくなってしまうと。もちろんキム・ギドクみたいに寓話として昇華出来ればいい。映画は小説をかなり忠実に描き、役者もよく適材適所でがんばってはいた。けれども映像にしてしまうとかなりのうそになってしまう。例えば、日本の警察力をなめているとしか思えない描写が幾つか散見する。

「本当に深刻なことは、陽気に伝えるべきなんだよ。」
確かに魅力的なセリフはたくさん出て来る。それは原作の力である。

映像にするのならば、きちんと法螺話として落とすために、私ならもう一エピソードくらい付け加える。

春がつくった壮大な塩基配列をヒントにして泉水は偶然にも父の病気を治すための薬を開発したのでした。






最終更新日  2009年05月31日 00時35分17秒
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