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再出発日記

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2011年03月28日
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カテゴリ:洋画(11~)
冒頭、パリのカフェでくつろぐアンジェ。当然彼女は自分が見張られているということを知っている。ところが、彼女はやすやすとデジタル技術を身につけた追っ手をまくことに成功する。パリのたぶん有名なファッションを身につけた彼女がスマートに地下鉄に消える。

監督 フロリアン・ヘンケル・フォン・ドナースマルク
出演 アンジェリーナ・ジョリー (Elise Clifton-Ward)
ジョニー・デップ (Frank Tupelo)
ポール・ベタニー (Inspector John Acheson)
ティモシー・ダルトン (Chief Inspector Jones)
ルーファス・シーウェル (The Englishman)

彼女はギャングから大金を盗んだピアーズの恋人だった。ピアーズから2年ぶりに手紙が届く。
「自分の体格と似た男と旅をしろ」
列車ののなかで数ある男の中からたまたま選んだのがジョニー・デップだった。(この描写が結局この映画の肝だっただよねえ)この時点で、ピアーズは2000万ドルかけて整形手術をしていたということが分かっている。アンジェには知られていないが、彼女のことだ、顔は違ってももしピアーズならば絶対気がつくはずだ、と私は当初からジョニー・デップが怪しいと睨んでいたが、なんとアンジェは心底単なる旅人だと思っているようだ。

さて、私はここで考える。
ひとつ、これはサスペンス映画である。しかも宣伝では「お互いの騙しあい」という言葉が使われている。だとすると、アンジェはジョニーを騙してベニスにつれてきたけど、ジョニーもどこかで何かを騙している可能性があるということだ。一番の可能性は「ジョニーが実はピアーズだった」というよくあるパターンだ。しかし上に書いているように、アンジェは偶然にジョニーを選び、しかもきちんとした絆で結ばれているようなのに、ジョニーがピアーズだとはとうてい思っていないようだ。まあ、MI6がジョニーは正真正銘のアメリカ数学教師(3年前に妻を亡くしている)という見立ては金次第でいくらでもごまかすことが出来るだろう。しかし、アンジェの目をごまかすことは出来ないはずだ、はずだ……。
ひとつ、終始明るいサスペンス超のオリジナル音楽が流れる。これはシリアスではなく、ロマンチックサスペンスだと、述べていることと同義である。

結局、物語の終末を確信したのは、終盤ギャングのボスが言ったピアーズ評であった。

ベニスの観光映画としても、良く出来ている。俳優の魅力を充分に生かした娯楽映画でした。





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最終更新日  2011年03月28日 11時51分45秒
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