|
テーマ:本日の1冊(3685)
カテゴリ:読書(ノンフィクション12~)
ビックイシュー230号(1月1日発行)ゲットしました。いつもの販売者さん(岡山天満屋前)は、お正月は2日から始めたらしい。普通の労働者よりも、休みなく働いている。 今回、何人もの人が秘密保護法について言及していました。 エコノミストの浜矩子さんは経済活動の影響について「念のために思想信条の調査をしておかないと、安心して人を採用することが出来なくなるかもしれない。デモに参加したことのある人はお断り。カネやモノの動き、そしてヒトの取扱い方が経済外敵要因に振り回される。そのような状況に陥ることがあってはならない」という。 被災地レポート(62)では「被災地「県民の声を無視するな」特定秘密保護法強行採決で県民の怒りやまず」と報告、公聴会で意見を述べた2人の怒りの声を載せていた。 「テレビうらおもて」(195)は、NHKの報道の異常さを具体的にレポート。「12月5、6日は委員会審議を全く中継しなかった。4日も福島瑞穂議員の質問途中の打ち切り、11月26日の衆院特別委は中継していたが、不思議なことに強行採決の直前で放送を終え、その1分後にニュースで「可決」を報じる。」 料理記事の枝元なほみさんでさえ、二つのお餅料理を紹介しながら、年末は腑抜けになったという。「秘密保護法もそれをめぐるめちゃくちゃな議決も、原発の再稼働を平気な顔で言い始めることも、TPPその他の進め方にしても、普通の感覚だと思っていたものが次々と覆されていくのを見るようだった。どうしてこんなことになるんだよ、と思うような2013年だった。納得のいかない政治のやりたい放題にさらされ続けて、いやおうなく鬱々としたところに追い込まれ、体力を消耗して腑が抜け落ちそうな状態になった。ヤバイ。」 他にも久しぶりの佐良直美さんが歌手をやめて、150匹の犬猫と暮らしながら「家庭犬しつけ教室」をしている状況を知ったこと。 サルバドール・アジェンデ大統領の親戚の作家イザベル・アジェンデの「精霊たちの家」にまつわるインタビュー記事など、興味深い記事が盛りだくさんでした。 冒頭にビックイシュー特製お正月かるた言葉が載っていました。沁みたのは、以下の言葉。 (れ)歴史を読むのは楽しみだ。だが、それよりもっと心を引き、興味があるのは、歴史を作り参加することだ(ジャワハルラール・ネルー/政治家) (せ)世界は先祖から譲られたものではなく、子孫から預かっているものだ(アフリカ少数民族の教え) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2014年01月07日 14時54分02秒
コメント(0) | コメントを書く
[読書(ノンフィクション12~)] カテゴリの最新記事
|
|