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テーマ:本日の1冊(3685)
カテゴリ:読書フィクション(12~)
「月刊フラワーズ7月号」 生まれて初めて漫画雑誌を予約して買った。読んだ。そこには漫画ではなく「時」があった。 「ポーの一族」は擦り切れるまで読んで消えて無くなった漫画単行本の数少ない作品だった。 ふろくの「訪問者」は、初めて買った豪華漫画単行本だった。これも長いこと本棚にあったが、何時の間にか消えて無くなった。 「残酷な神が支配する」の途中から、萩尾望都と離れてはや20数年。 彼女のペンタッチとエドガーの貌は変わった。けれども、 何度も謳われる「春の夢」は、一挙に時を飛び越えるだろう。 「きみは怒っている。この戦争を」 「あたし、今の世界中を怒っているの!こんな世界、大っきらい!」 世代ごとの戦争が、ヨーロッパを駆け巡った。その時代の「時」 エドガーとアランは消えて無くならない。今回は、それだけはハッキリしている。けれども、それ以外の消えてゆく人たちのことは、誰にもわからない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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