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再出発日記

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2016年09月04日
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カテゴリ:中江兆民

山田町から300mほど南に行った菜園場町に横堀公園がある。その花壇のひとつにこういうのがあった。武市半平太の田舎にある生家を、市民が再現したものらしい。武市半平太は、維新の中で、言うなれば旧守派として罰された派閥の党首に過ぎない。しかし、何故か現代において非常に人気があることが、こんなものからでも伺えるのである。

 安政1(1854)年叔父島村寿之助と槍剣道場を開きました。その後一時江戸に出て帰郷後、道場の経営に力を入れ、藩からご褒美をいただきました。
 長州などの尊攘運動が激化する中、万延元(1860)年藩から剣術修行の許可を得て北九州の諸藩を巡歴しました。
 やがて、修業のため再び江戸に出て、大石弥太郎から尊攘運動の全国情勢を聞き、また木戸孝允、久坂玄瑞らと交流し刺激を受け、大石、島村衛吉、池内蔵太らと土佐勤王党を結成することを決め帰国し、200人余りの同志を集めました。(「土佐の歴史散歩」より)


武市瑞山道場跡記念碑




ただ、最近「幕末下級武士の絵日記」なる本を読んで知ったのであるが、忍藩(埼玉県上田市)という一つの地方の藩の武士でさえ、様々な若者がおそらく十数人規模で尊皇攘夷運動に影響を受け、政論を書いて蟄居させられるまで「流行」していたのである。驚きを禁じ得ない。その広がりは、例えば朝鮮拉致問題で急進的な政治団体と一部政治家が結びついている状態といえばいいのか。そして、それを支持する広範な国民がいるという状態。そういう時に日本人はどのように動いてゆくのか。拉致問題は少し問題が限定されすぎているかもしれないが、日本人が国論を二分するような運動に直面した時に、どのような態度を取り、どう動くべきなのか。尊皇攘夷運動VS開国運動もそうなのだが、自由民権運動VS明治政府の問題からも、観ることができるような気がするる。それは、私たちがこれからの改憲問題に直面するときに貴重なヒントを、この高知の土地からもらうような気がするのである。











菜園場町商店街を通り過ぎて、文化プラザカルポート前に運河が通っていて、運河公園に沿って、あるモニュメントがあった。高知でずっと行われている「マンガ甲子園」の第一回から24回までの最優秀賞を展示していたのである。私の琴線にひっかかったものだけを紹介する。どうやら、高校生らしく、あまりひねりすぎたり、ブラックすぎると最優秀賞にはならないらしい。


そこから西に歩くと、はりまや橋交差点の東側に到着する。はりまや橋観光バスセンターの隣に河田小龍の碑があった。洋学家で、坂本龍馬にも影響を与えたらしい。






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最終更新日  2016年09月04日 06時22分40秒
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