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再出発日記

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2016年11月06日
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カテゴリ:洋画(12~)

先月に観た映画、最後の四作品です。



「怒り」

この主演女優は誰になるのだろう。是非とも宮崎あおいに渡して欲しい。彼女の気持ちだけが、人の気持ちの中がわからない登場人物ばかりのこの作品の中で、1番輝いていた。

あらすじはわかった。テーマもなんとなくわかった。しかし、観客の我々に何を思えというのだろう。あれだけの材料でいったい何がわかるというのか。しかもご丁寧に、全員黒子の跡があるじゃないか。

残念ながら、今年を代表する作品にはなり得ない。

■ あらすじ
八王子で起きた凄惨(せいさん)な殺人事件の現場には「怒」の血文字が残され、事件から1年が経過しても未解決のままだった。洋平(渡辺謙)と娘の愛子(宮崎あおい)が暮らす千葉の漁港で田代(松山ケンイチ)と名乗る青年が働き始め、やがて彼は愛子と恋仲になる。洋平は娘の幸せを願うも前歴不詳の田代の素性に不安を抱いていた折り、ニュースで報じられる八王子の殺人事件の続報に目が留まり……。
■ 解説
『横道世之介』『さよなら渓谷』などの原作者・吉田修一のミステリー小説を、『悪人』でタッグを組んだ李相日監督が映画化。現場に「怒」という血文字が残った未解決殺人事件から1年後の千葉、東京、沖縄を舞台に三つのストーリーが紡がれる群像劇で、前歴不詳の3人の男と出会った人々がその正体をめぐり、疑念と信頼のはざまで揺れる様子を描く。出演には渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、宮崎あおい、妻夫木聡など日本映画界を代表する豪華キャストが集結。
■ キャスト
渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、広瀬すず、佐久本宝、ピエール瀧、三浦貴大、高畑充希、原日出子、池脇千鶴、宮崎あおい、妻夫木聡
■ スタッフ
監督・脚本: 李相日
2016年10月16日
Movix倉敷
★★★★



「七人の侍」

午前10時の映画祭で「七人の侍」鑑賞。映画館で観るのはこれで3回目。前回観たのは水島プラザのさよなら興行だったから、もう30年近く前で、今回の4K映像と比べて画質も音も全然違って割れていた。今回も一切退屈すること無く3時間30分を楽しんだ。

今回感じたのは、1954年作品ということで、やはりまだまだ色濃く戦争の影が残っているということだ。志村喬の「恋女房」と言われる加藤大介と再会した時、話は前回の戦争時の「九死に一生を得た」話になってしまう。しかし、志村が「今度こそ死ぬかもしれない」といいながらも戦への参加を願うと、加藤大介は二つ返事で参加するというのである。そこには、同じ死線を彷徨ったものだけが持つ、二度と離れたくない独特の感情がある気がする。三船敏郎は、20歳ぐらいの設定だろうか、水車小屋の場面で、戦災で独り生き残った孤児であったことが分かる。この頃は戦災孤児がちょうど次々と大人になっていた頃だろう。また、戦争前の緊張を解きほぐす幾つもの知恵を侍たちは縦横に示す。

当時の知識人である侍と、庶民の百姓の間を埋める溝は最後まで埋まらない。その溝を埋めつつあったのは、やはり百姓出身の偽侍の三船敏郎と、明るい話術と人情で確実に百姓に溶け込んでいた千秋実の2人だったが、千秋実の方は最初の犠牲者となり、この時だけは百姓全員が涙に暮れていた。また、三船敏郎は最後の敵の1人を倒して死に絶えた。今回参議院でも、遂には庶民に市民運動の願いや前衛党の運動は充分に届かないで、投票率は微増に終わった。侍たちは命をかけたのに、なぜ二つの溝は埋まらなかったのか。いや違う。あの戦いは、侍と百姓の連携が百パーセントできていたと捉えるべきなのかもしれない。一つの目的がしっかりと共有されている時、庶民と知識人との共闘はうまくいくが、それがずっとは続かない。と見るべきなのかもしれのない。

2016年10月23日
TOHOシネマズ岡南
★★★★



「バースデーカード」

ありがちなストーリーだけど、別に映画的なすごいロケや、仕掛けも無いし、豪華な俳優陣というわけでもないけど、しっとりと見させて、満足を感じる作品だった。

宮崎あおいの目力は、優しい目をしている時も健在。若いお母さんをきちんと演じていた。

弟役の須賀健太が、ちゃんと胡椒役を演じていた。いい役者になりつつある。

(解説)
他界した母から娘に毎年届くバースデーカードを通して母娘の深い絆を描く人間ドラマ。カードに託された母のメッセージを受け止め、人生を切り拓いていく主人公に、『リトル・フォレスト』シリーズなどの橋本愛がふんし、少女から大人の女性へと成長していく心の機微を表現する。成長を見届けることができない子供たちへ手紙を書き残す母を宮崎あおいが演じるほか、父役でユースケ・サンタマリア、弟役で須賀健太が共演。『旅立ちの島唄 ~十五の春~』などの吉田康弘がメガホンを取る。
(ストーリー)
紀子が10歳のとき、自身の余命を悟った母・芳恵(宮崎あおい)は子供たちが20歳になるまで毎年手紙を送る約束をして亡くなる。生前の約束通り彼女のもとに届く母からのバースデーカードには、人生を輝かせるヒントなど内気な娘を思う母の愛情があふれていた。やがて紀子(橋本愛)が20歳を迎えた最後の手紙には、10年前に彼女が投げかけた質問への返事が記されており……。

2016年10月23日
TOHOシネマズ岡南
★★★★



「スター・トレック BEYOND」

このシリーズには、至る処に「地球時代」のエピソードが散りばめられる。今回は、オフロードバイクと(この時代ではかなりのクラッシックらしい)ロック音楽が然りである。その二つとも作品の中でかなり重要なアイテムとなる。

また、「戦争によって平和をもたらす」という価値観と、「既に戦争は無くなった」世界の価値観とがぶつかり合う。これも今回の特徴である。しかし、エンタメ映画の為に深められることはなかった。ただ、世界の警察官たるアメリカで、こういう世界観がずーと愛されていることは素晴らしいと思う。

でも、スポック大使ってスポックの未来から来た人じゃなかったけ。なんかよくわかっていないのは、私だけ?

■ あらすじ
カーク船長(クリス・パイン)率いるエンタープライズ号は、未踏の星に不時着した探査船を捜索していた。すると突然、謎の異星人・クラール(イドリス・エルバ)がエンタープライズ号を襲撃。カークたちは脱出するも、艦は墜落し、クルーは散り散りになってしまう。不時着した見知らぬ惑星で、カークは約100年前に消息を絶ったエディソンが乗艦していたフランクリン号を発見。そこには、あるものが残されていた。
■ 解説
長年人気を誇るシリーズをJ・J・エイブラムスが再構築したシリーズの第3弾で、エンタープライズ号クルーによる宇宙の最果てでの戦いを活写したSFアクション。未知の領域を探索していたクルーが、彼らの存在意義を問う敵の登場により、新たな戦いに導かれる姿が描かれる。J・J・エイブラムスは製作に回り、『ワイルド・スピード』シリーズなどのジャスティン・リンがメガホンを取る。クリス・パイン、ザカリー・クイントや2016年に急逝したアントン・イェルチンらが前2作に引き続き出演している。
■ キャスト
クリス・パイン、ザカリー・クイント、ゾーイ・サルダナ、サイモン・ペッグ、カール・アーバン、アントン・イェルチン、ジョン・チョー、イドリス・エルバ、ソフィア・ブテラ、ジョー・タスリム
■ スタッフ
製作: J・J・エイブラムス
監督: ジャスティン・リン
脚本: サイモン・ペッグ

2016年10月30日
Movix倉敷
★★★★






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最終更新日  2016年11月07日 00時48分03秒
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