再出発日記

2016/11/27(日)21:36

「ブラタモリ」タモリは博多駅前陥没を予言したのか

読書(ノンフィクション12~)(911)

「ブラタモリ 4 松江・出雲・軽井沢・博多・福岡」NHKブラタモリ制作班 角川書店 博多駅前の巨大道路陥没をタモリが予言していたというYahooニュースを見て本書を手にとった。しかし例によってそれは記事の誇張だった。タモリは単に博多の地質が砂丘だったことを確認したのにすぎなかった。ただ、陥没の原因はこれから検証されるでしょうが、原因の一つには砂地だったことは避けられない要因でしょう。 この本を手に取ったもう一つの目論見は、この前旅をした松江と出雲がフィーチャーされているので、「土地勘」があったこと。あの番組をみればわかるが、あの土地を歩いているかいないとでは、理解度が全く違うのである。残念ながら、この回は見損なっていた。せめて本で確かめようと思ったのである。 松江を歩けばお堀にぶつかる。タモリと同じようにお城から眺めれば、宍道湖からお城に平地がずっと広がり、お堀が縦横に走っている。歴史博物館で私も確認したのだが、ここを城下町にしようと時の城主堀尾吉晴の英断。様々な治水の技術を使ったわけですね。 出雲にも行きました。テーマは「出雲はなぜ日本有数の観光地になったのか」。そんなにびっくりするような内容ではなかった。私は密かに出雲大社の東側に弥生時代の聖地があるのを解説して欲しいと思っていたのだが、流石にタモリも神奈備山には興味がないのか、スルーされてしまった。 2016年11月25日読了

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