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再出発日記

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2017年01月31日
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カテゴリ:台湾2015

台北駅に着く。前回泊まった駅前のNYSロフトホテルに予約して置いて良かった。直ぐに迷わずチェックイン出来たからだ。ただし、予約は12月に入ってからだったので、同じホテルでも部屋のグレードは変わらないのに、値段が約600円上がっていた。つまり、10月から12月にかけて、約10%以上円安が進んだということなのだろう。

台北に戻って来て、就寝前までの3時間で何をするか。腹は決めていた。最後の晩餐ということで、おそらく台南でも台東でも無理だった、ワインをのみながらの食事、中級レストランでの食事を「初めて」体験する。というのに、挑戦したい。


台北から悠悠カードを使って地下鉄で中山国小駅に行く。そこから歩いて10分ぐらいの所の「欣葉」(「地球の歩き方」所載)というレストランに入った。レストランは二階だけど、玄関前と入った所の直ぐに受付がある本格風のレストランである。


こんな雰囲気の店である。「歩き方」所載の店なので、日本人がひっきりなしにやってくる。日本人は全部ひとつ所にまとめていた。


ともかく目的はワインである。期待通り、八本ぐらいのワインリストがあった。本数は日本ではまったく不足しているが、これが台湾の限界だと思うので、がっかりしない。しかも私はフルボトルなんて、量的にも値段的にも無理。普通あるグラスワインはなかった。その代わり、ハーフが1番安い値段であった。と言っても550元(約2000円)なのだが、覚悟の上なので迷わずそれを頼む。
イタリアワイン・CHIANTI(DOCG)である。1番安いと言っても、とりあえず特級酒だ。


先ずは欣葉名物という豚バラの柔らか煮。とっても柔らかで、美味しい。ただし、1人で食べるのにはさすがに重すぎた。ほんの少し残す。私としては不本意。


1人なので、大きな料理は頼めない。100-200の間で頼む。次は牡蠣とイカすり身とニラの湯葉巻き揚げ。一見狐寿司に見えたけど、全然違っていた。でも日本人好みかもしれない。ニラが優っているけど、橙色のタレが台湾流。ワインも、チリワインと同じようにミディアムボディではあるけど、香りがこちらの方が豊か。食べ物と合わすと、特に肉と合わすと、ふわっと香りが広がった。でも、正直ワインも料理も、庶民の名店にあるような目が飛びでるような「驚き」はなかった。それを期待するのは、この2ー3倍の格の店に行かなくてはならないのかもしれない。やはり台湾は屋台や小さな店めぐりの方が私にはあっているのかもしれない。


このままで終わらしたくないので、この店の味を確かめるために、日本の一般料理の麻婆豆腐とハマグリスープを頼んだ。ハマグリスープは品切れで、店員が牡蠣スープ美味しいよ、と勧めるのでそれにしてみた。麻婆豆腐は、辛いだけだった。深い味わいはなかった。小さく豆腐を切るのが台湾風なのかな。ニラと肉が控えめ。牡蠣スープは、生姜風味だった。昨日食べた牡蠣よりも少しだけ大ぶりの牡蠣だったが、日本のそれよりはかなり小さい。ワインとの相性はなかった。


最後にサービスとして、きな粉餅が出てきた。とても上品なあまみ。こういうのもできるんだ。日本人好み。


請求はこのようになっていた。小さな店と違うのは、「茶資」25元がついていたこと。実際に美味しいお茶がポットでついていたのだけど、日本ならば請求しないタイプのもの。まあチャージ料みたいなものだろう。これに更に10%の消費税がかかる。外税だったのね。全部で約5000円。予想内に収まった。ワインは100mlほど残った。残念だけど、持って帰るには荷物になるし、部屋飲みするには、食べすぎた。泣く泣くそのままにして帰る。


帰りはその場で決めたのだけど、歩いて帰ることにした。地下鉄駅の四駅分ほど。12時まてあと1時間半ほどある。充分帰れるだろう。写真は明るい道ばかりのように思えるが、これはデジタルカメラのマジック。真っ暗じゃないけど、かなり暗い。男1人、台湾だから出来ることである。ともかく路地裏路地裏を選んで帰る。


露店商のおばさんと身内とは思えないおじさんが顔を付き合わせて深刻そうに話していた。目の前に教会があったので牧師さんなのだろうか。それとも単に店主と客の関係なのか。


地域の廟もシャッターを閉じていた。でも灯火はある。


地域の至る所に廟はある。といよりか、雰囲気のある道を選んで歩くと、廟に突き当たるといった方が正確かもしれない。


11時前なのに、まだここでは台東でテイクアウトしたような惣菜屋が営業してあって、お客さんが何人も来ていた。


路地裏の角。車が曲がり安いように角をとった家。それは日本でも見つけたが、この交通標識はよくわからない。


台湾の路地裏は、家と家との間が、顔を突き合わすとように狭く作られていて、実はその通りに狭い部屋の玄関があって、人々がたくさん住んでいるようだ。若者が深夜、自分の部屋に戻ってゆく。


この福進商行という雑貨屋さんがまだ開いていて、その横に「三郎の髪←」という看板がある。それを覗く。


すると、このようになっていた。台南でも見つけたが、台湾人は、狭いところ狭いところを好む習性があるようだ。


駅の近くだからなのか、この通りは機械屋さん通りみたいだ。


シャッターの前に蜜柑の皮らしきものを吊るしていた。何かの煎じ薬なのか、それとも魔除けなのか。


路地裏を夜の体力つくりをしていた。


わかりにくいけど、24時間営業の花屋さんがあった。近くには病院も飲み屋街もない。何の需要なのか。でも1人若い女性が利用していた。


この日は1月2日だけど、まだクリスマスツリーを飾っていた。


進成国民中学校。古そうな建物。


路地裏に刀削麺の看板。こんなところにも店を出しても成立するのだろう。


やっと台北駅まで歩いて来た。12時前。一時間近く歩いたことになる。そしたら、駅前に映画シアターがあるのに気がついた。まだ台湾の映画館に入ったことがない。明日午前中に早くモーニングショーをしていたら、見ることができるかも。ダメもとで覗きにいく。


ほとんどハリウッド映画。一本が日本の「続・深夜食堂」で、二本が台湾映画である。


「52H2 I love you」という映画が今かかっているみたいだ。台湾映画は、小津安二郎の影響を受けて、日常映画がよく作られる。


いつも思うのだが、台湾にしても、韓国にしても、日本よりもハリウッドから来る速度が早い。三ヶ月は早い気がする。


この辺りは台湾映画、中国映画のようだ。どうもモーニングショーは時間がなかった。でも映画館を見ることができて良かった。


駅には山形のこんな旅宣伝ようの大きな看板があった。雪とサクランボ、ふたつが台湾の「あこがれ」なのだろう。12時過ぎにホテルに戻る。共用のシャワーを浴びて爆睡する。



ホテル5760円
朝飯と珈琲2杯 290 お土産140 台東→台北763 車中食事127 夕食1304

計 2624元プラス5760円

歩数 10739歩





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最終更新日  2017年01月31日 12時10分04秒
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