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カテゴリ:日本平和大会
日本平和大会がこの土・日曜に岩国で開かれる。その直前の号である平和新聞10月25日号は重要なことを言っている記事が多かった。 「対話」が改憲阻止に遠回りだけど近道だというのは暉峻淑子氏インタビュー。オスプレイの飛行ルートを独自に調査して、自治体に感謝と期待をされている埼玉県平和委員会。米軍ミサイル防衛の拠点になってしまった、京都経ヶ崎通信所のレポート。 特に暉峻さんの言葉は心に響いた。曰く。 暉峻さんも7年前から「憲法カフェ」ならぬ「対話的研究会」を開いているらしい。『この研究会では、全員が「主役」です。司会者も毎回変わります。毎回スピーカーを決めて、いま1番関心のあるテーマについて報告してもらい、その後みんなで話し合います。「私にはそんな立派なことは出来ない」と躊躇する人にもスピーカーになってもらいます。1度やってみると、たいていは2度目も3度目もやりたいと言います。それまで自分の意見を聞いてくれる人がいなかったのに、この会では20数人の人が真剣に聞いてくれて、「ここに共感した」とか「自分はこう思う」などの反応が返ってくるからです。対話的研究会には、大学教授も校長先生も保育士も主婦もパート労働者もいますが、みんな対等です。一つのテーブルを囲み、一人ひとりがみんな納得するまで話し合うのです。日本の民主主義を立て直すためには、ここから始めないといけないと思います。(略)一人ひとりの個人が確かな判断力といしをもって動くようにならなくてはなりません』 20数人というのは、「対話」ができるギリギリの人数だと思う。7人から20人ぐらいがいい。時々50人ぐらいの分科会に参加することがあるが、半日あっても収拾がつかなくなる。反対に3人とか、5人とかならば和気あいあいとはするが、こじんまりとまとまって広がりが出ない。あいさつでいいから、必ず全員発言を保証できるのが、ギリギリ20人である。そしてそういう会は必ず盛り上がる。つまり、何かを持って帰ることができる。 そして思うのだが、それが出来るのが「平和委員会の例会」なのではないか?学習会などしなくていい。講師など呼ばなくていい。語ることがなければ、新聞の読み合わせでいいのだ。そこから必ず話題は広がる。そもそも平和委員会に会費を払って入ろうというのは、そういう人なのだから。 ともかく1番気をつけなければならないのは、私などは厳に喋らず口をつむぐことだろう。
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最終更新日
2017年10月26日 22時33分29秒
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