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カテゴリ:読書(ノンフィクション12~)
「ビッグイシュー322号」ゲット! 表紙は映画「光」に出演している井浦新さんと瑛太さん。 雨宮処凛の「活動日誌 拡大版」は、10月4日の衆院選公示前に開かれた「安倍政権NO 銀座大行進」、10月9日「Bottom Up Democracy Party」のレポートだった。選挙前の、戦争法強行採決以来2年間で盛り上がってきた市民の運動の到達点がよくわかるレポートだった。彼女の本分は「運動家」だけど、集会には個人の資格で参加することが多く、その分普通の市民の感覚も共有している。一方、ジャーナリストと肩書きを変えてもいいほど、きちんと記事を書くので、とっても分かりやすい。他の新聞記者の書く記事よりも、よっぽど分かりやすい記事だった。 特徴的な演説を、おそらく録音はしているとは思うが、余すことなく紹介する。また、シュプレヒコールのスローガンも紹介する。こういうスタイル、新聞は字数が限られ、週刊誌は記者の批評が前面に出て、いつもおざなりになるけど、雨宮処凛さんのはとてもよくわかる。事実の選択の「視点」がしっかりしてるからである。 「2年前、SEALDsが現れた頃、彼らに話を聞くと、政治に関心を持ったきっかけについて誰もが『3.11』と口をそろえた。が、今回の選挙がらみのデモで出会う若者たちが口にするのは、「声を上げる同世代を見たこと」」と書く。 この2年間の運動は、確かに何かを生んでいる。そんなことを実感させる記事だった。 今号の「世界一あたたかい人生レシピ」で、枝元なほみさんは、「カメを飼いたいのに両親が反対する」という悩みを受けて、ナント亀の形のパンのレシピを紹介していた。おやおやなんか私も作れそうな。 2017年11月17日読了
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最終更新日
2017年11月19日 07時45分26秒
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