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2019年07月01日
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「ビッグイシュー361号」
ゲット!
今回の表紙は、私の生涯ベストのひとつである「パピヨン」リメイク版のかつてダスティン・ホフマンが演じたルイ・ドガ役をやるラミ・マレック。演技者としては、これで評価が定まるだろう。
特集は「生きやすくなる方法」。リード文は以下の通り。
なんとなく「空気」や「雰囲気」に引っ張られ、なぜこんなに生きにくいのか?と自問したことがありませんか? 
そんな「生き苦しさ」がどこから来るのか? を考え続けたのは、鴻上尚史さん(作家・演出家)だ。日本には「世間」と「社会」の二つの世界があって、基本的にあなたが「世間」に生きているから苦しいので、このことをわかれば生きるのが楽になると言う。
また、なぜか、少し大人になれば「生きやすい」のにと思ったことはありませんか。そして、もはや「若者」ではないのに、どうすれば「大人」になれるのかと考えたことは?
熊代亨さん(精神科医)は、「若者」をやめて「大人」を始めた頃の自分の体験を生々しく覚えている。誰もがいつまでも「若い」ままではいられない。あなたが「大人」を始めようとする時、何が必要なのだろうか?
鴻上さん、熊代さんのお二人に、「生きやすくなる方法」を語ってもらった。
鴻上さんはおそらく『「空気」を読んでも従わない(岩波ジュニア新書)』の中身をかいつまんで話したのだとおもう。
実は私には「いじめた」のも「いじめられた」のも、記憶の中では認識はないのだ。どころか、同級生の中で、そういうことがあったのは、結果的にチンピラになって大阪に行って若死にしてしまった中学ニ・三年で同級だったYくんのことしか思い当たることがない。Yくんからは変に懐かれたが、付かず離れずの関係のままに終わった。
大人になると、私はいろんな場面で戸惑った。そこで初めて生きづらさを感じていたのかもしれない。
私の時代は、ちょうどムラ社会が音を立てて壊れて行く時代だった。音は聞こえなかったが、ムラと都会の両方の景色を見ながら育っていった。ムラという「世間」がなくなり、「社会」の中でも生きられず、新しい「世間」(スマホや会社)の中で流動化してるのが現代らしい。
最近千歳楽の記事を巡って、​千歳楽の地元の人からクレームのコメント​が来た。いくつかやりとりをして、ある程度はわかってもらえたと思っているが、多分全面的には納得していないだろう。あれば、「世間」の話をしようとしているコメント主に対して、こちらは「社会」の話をしようとしたことから起きた軋轢だと思う。
「異世代ホームシェア」の記事があった。とても魅力的だと思う。
「今月の人」で、東京都のビッグイシュー販売者さんが、将来のことを尋ねられて「とりあえず、東京オリンピックの間、生活や販売ができるのかが心配。あとはもう、どうしたいと欲を言う年齢でもないかな」といっていた。まさか、そんなことが!と私などは思ってしまう。でも絶対にないとは言い切れない。販売者さんたちにとっては、ホントに死活問題なのだ。






最終更新日  2019年07月01日 08時23分13秒
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■コメント

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Re:ビッグイシュー361号(07/01)   鎌倉の風 さん
これで2回目の投稿になります。
「ビッグイシュー」生きやすくなる方法特集号を読まずして、コメントを書くのもいかがなものか、と自分でも思うのですが、鴻上尚史さんが語る「世間」と「社会」のくだりを追いながら、大学時代に習った「ゲゼルシャフト」「ゲマインシャフト」を約40年ぶりに思い出しました。前者は主観的な行動を通して関わる社会、後者はもっと広義の経済や政治などを包括する社会全体、というように私は理解していて、同じ頃に学んだM.ウエーバーらも似たような社会論を展開していました。
「世間」に過剰反応すると当然、生きにくくなります。若い頃から私は意図的に「なるたけ空気を読まない」という信条で、社会人になっても同様の方針でした。そもそも自分の精神は脆弱でありますから、自分勝手に振る舞うくらいの在り方がラクなのです。「世間」というのは存外、優しいもので、これでたいそうな不利益を蒙らせたり、イジメに遭うということも、(幸運にも)ありませんでした。
で、ここでひとつ論理を飛ばします。(つづく)




​ (2019年07月01日 17時41分45秒)

Re:ビッグイシュー361号(07/01)   鎌倉の風 さん
千歳楽の記事に寄せられたコメントを拝読しました。
個人的に、「日本の伝統」とわざわざ断って、天皇や日の丸といったアイテムをかざし、念を込めて接する、ということに嫌悪感があります。が、嫌悪感を違和感くらいに抑えて、こんにちまで生きてきたわけですが、とりわけ21世紀以降、ゲマインシャフトな社会まで、自分の(精神的)利益を著しく阻害し、世間よりもむしろ社会のほうが私にとっては不愉快な代物になりました。その典型的な例が令和騒動で、名古屋でしたか、テレビで提灯行列と「天皇陛下万歳」というニュースを見たとき、提灯と万歳に昭和10年代が映ってしまい、とうとうこれが一般化したか、とため息をついたものでした。緩やかな戦前回帰ほど始末の悪いものはない。提灯を持って万歳と叫んでいるのが私より善良なる普通の市民なわけなのです。ホント生きにくくなりました。 (2019年07月01日 17時56分33秒)

Re[1]:ビッグイシュー361号(07/01)   KUMA0504 さん
鎌倉の風さんへ
私も鴻上さんの著作も読まずに訳知り顔で解説するのもよくないことだとは思うのですが、西欧は中世まではゲゼルシャフトが幅を利かせていたらしいのですが、キリスト教の神との契約が成立してからはゲマインシャフトに移ったということらしいですね。

日本では、神との契約がないので、容易にゲマインシャフトの中にゲゼルシャフトが入り込むようです。今は流動化の時代なので、余計にそうなるようです。

だからこそ、その兆候が表れた時には敏感になって、何の影響力もないけど、つぶやいて不満を表すのも、重要な歴史の証言だと思い書きました。

もちろんゲゼルシャフトにどっぷりつかっている人には「あのチラシどこが悪いのか全然ピンとない」という感想にはなるとは思います。そういう人の思想を変えるような大それたことは考えていません。 (2019年07月02日 07時08分09秒)

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